教員ママ辞めたい…仕事と子育てを両立するための解決策を解説します

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育休から復帰して教員ママとして働き始めたけど、

仕事辞めたい……

上記のような悩みをかかえている方は多いです。

私自身も教員して働く中で、仕事と子育ての両立に悩む教員ママを間近で見てきました。

「教員を辞めたい」と感じたのであれば、家庭とのバランスを考える良い機会なのかもしれません。

教員ママであっても、転職に成功した人はたくさんいます。

当記事では、教員ママの転職を攻略するコツを解説するので、じっくり読み込んでいただいて、あなたの悩みを解決するヒントにしてください。

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教員ママは多忙を極める

教員ママは本当に大変ですよね。

夫や両親の手厚いサポートがあれば別ですが、仕事・子育て・家事を一人でやりくりしている方が多いと思います。

時間がいくらあっても足りず、休みたくても休めない……

次第に体力と気力がすり減っていき、

このままではやっていけない……

このような将来に対する不安を感じるのも無理はありません

教員ママが転職を考える理由

どんな理由から教員ママは転職を考えるのでしょうか。

ここではよくある理由を3つ紹介します。

仕事と家庭の両立が難しい

教員ママが「辞めたい」と思う一番の理由は、

子育てと家事をする時間がない……

といった仕事と家庭の両立によるものです。

教員として仕事も一生懸命がんばりたい。職場も気を遣ってくれているのはわかっている。

しかし、

  • 子どもの行事に参加しにくい
  • 自分の子どもと過ごす時間がない
  • 子どもが病気になっても休みにくい
  • 仕事が終わらないので持ち帰ってやる
  • 仕事のストレスがたまって子どもにあたってしまう

このような壁にぶちあたって、「辞めたい」と考える教員ママがたくさんいるのです。

自分の子どもと関わる時間を増やしたい

2番目に多い理由は、自分の子どもと過ごす時間の少なさです。

子どもを一日保育園に預けてまで子育てしていると言えるのか?

子どもと過ごす時間は今しかないのでは?

このように疑問を感じる教員ママもいます。

次第に働く自分に罪悪感を覚えてしまうのです。

仕事量が増えてさらに負担を感じる

教員ママが多いのは30・40代。

中堅教員としてより責任のある仕事を任されたり、若手教員のサポートをしたり……

管理職が配慮してくれているとはいえ、何かと仕事が増えがちです。

・睡眠時間を削って仕事
・土日に教材研究

など時間外に働かないと手が回らないのが現状でしょう。

かといって、子どもとの時間もとりつつ、家事もこなす必要があるのが教員ママです。

休む暇のない毎日を過ごしていると、心も体も疲弊してしまいます。

教員ママの転職は難しい?

とはいえ、転職を考えるも、

教員からの転職は難しそうだな……

子どもがいても転職できるのだろうか?

といった悩みや不安が尽きないと思います。

ここでは、教員ママの転職が難しくなってしまう理由について解説します。

子育て中の教員には譲れない条件がある

子育て中ですと、転職先選びにおいて必然的に前提条件がつきます。

教員ママの前提条件
  • 転勤なし
  • 日祝休み(保育園が休みのため)
  • 定時退社できる

「転勤なし」については、働き方の多様化から求人数が多い傾向にあるため、そこまで気にする必要はないでしょう。

しかし、「日祝休み」の条件については、サービス・接客業の職種を除外することになります

また、「定時退社」についても、企業にとっては厳しい条件です。

実際に、「原則定時退社」と記載されている求人はありますが、残業ゼロの仕事はほぼありません。

たとえ月10時間の残業に減ったとしても、ワーママの場合は10時間すら厳しいでしょう。

というのも、保育園が子どもを預かってくれるのは18時までのところが多く、延長しても19時までがほとんどです。

子どもの就寝時間を考えると、

少なくとも18時までにはお迎えに行きたい

と思うでしょう。

企業側からするとたったの15分・30分の残業であっても、対応できないママはたくさんいるのです。

時短勤務の求人は少ない

転職を考えた際に、教員ママが希望するのが「時短勤務」です。

実際に時短勤務の求人はどのくらいあるのでしょうか。

大手求人サイトの求人検索で「時短勤務」と入力して検索すると、求人数は検索前の10分1以下に減ってしまいます

しかもヒットする求人はどれも教員や教育とは関係のない仕事ばかり……

当然、転職のハードルが上がりますし、一からスキルを身につけるのも厳しいでしょう。

また、教員よりも年収の低い求人が目立ちます

企業側からすと、高いスキルや実績をもっていない限り、時短勤務者を採用するメリットは少ないのです。

教員の転職はそんなに甘くはない

そもそも教員の転職は企業に勤める人よりも「難しい」と言われています。

ミチ

私自身も教員から転職しましたが、やはり難しいものがあると感じました。

教員の転職が難しい理由をまとめると、以下の2つが挙げられます。

教員の転職が難しい理由
  • 企業側の理由
    • 即戦力のある人材が欲しいから
      活躍できるイメージがないと厳しい
    • 長く働ける人材(若年層)を求めるから
      転職は年齢が大きく関わる
    • 適応力や柔軟性がある人を採用したいから
      教員は「偉そう」と思われやすい
  • 教員側の理由
    • 教員の方が年収が高いケースもある
    • 転職活動する時間が土日に限られる
    • スキルや実績がアピールしにくい

ただ、転職に成功している元教員がたくさんいるのも事実です。

教員転職の攻略ポイントを知って実践すれば、転職は決して不可能ではありません。

成功率を高めるためには、ポイントを押さえた上で転職活動に挑みましょう。

教員転職の攻略ポイントは下記でまとめていますので、知りたい方はご覧ください。

教員ママの転職でまず押さえておきたいこと

いざ教員を辞めるとなると、

教員を辞めても大丈夫かな

と不安を感じるのは自然なことでしょう。

しかし、何かを手に入れるためには、何かを手放す勇気が必要です。

ここでは、転職する前に押さえておくべきことを紹介します。

子育て中の転職タイミングはいつ?

教員ママのライフスタイルは子どもによって左右されるといって良いでしょう。

そのため、ママ教員は長期目線でキャリアを考えるのがコツです。

大きな変化があるタイミングとしては、以下の3つが挙げられます。

変化のあるタイミング
・保育園に入園するとき
・小学生になる時
・小学生(高学年)になるとき

それぞれのタイミングに合わせて、

・勤務時間
・残業時間
・雇用形態

上記3つの条件を考えるのがおすすめです。

変化に合わせた条件の考え方(例)
  • 1歳~6歳
    時短勤務(8時〜1時)・土日祝日休み・残業なし
  • 7歳~9歳
    時短勤務(9時〜1時)・土日祝日休み・残業なし
  • 10歳~
    フルタイム可能・土日どちらかは休み・1時間以内の残業なら可

家庭の状況にもよりますが、おおまかなプランは立てられると思います。

上記のプランを実現するために、

どのタイミングで転職が必要なのか?

冷静に判断しましょう。

保育園は継続して利用できるか?

保育園は仕事をしている保護者の代わりに保育を行うための場所ですから、在園中は仕事をしていることが前提です。

次の仕事が決まっていない状態で教員を辞める場合は、保育園を退園しなければいけない可能があります

保育園を利用している場合は、転職を視野に入れた時点で、猶予期間を確認しておきましょう。

無職期間でも在園できますよ

という期間が自治体ごとに定められています。おおよそ1ヶ月~3ヶ月が一般的です。

転職活動はなるべく在職中に計画を立て進める

辞めたい気持ちだけで退職してしまうと、

辞めなければよかった

なかなか転職先が見つからない

などと後悔してしまう可能性が高くなります。

というのも、転職活動には以下の手順があり、向こう明日で転職できるものではないからです。

転職活動の流れ6ステップ
STEP

希望条件の整理や自己分析をする

STEP

履歴書と職務経歴書を作成する

STEP

求人情報を集めて応募する

STEP

面接に備えて対策をする

STEP

内定先が決まったら入社準備をする

STEP

引き継ぎをして教員を退職する

それぞれやるべきことがあるので、入社希望日から逆算して転職活動をスタートさせるのがベストです。

不安点を明確にしておく

教員を辞める決心がつかない場合は、何かしら不安があるはずです。

その際は不安に感じる要素を紙に書き出して、いちど整理してみましょう。

何が不安なのかわかるだけでも、気持ちが軽くなります。

また、不安に感じる原因がわかったらやることはたった1つ。不安を解消しましょう

ミチ

一人で考えても解決策が思いつかない場合は、相談することをおすすめします。

第三者の意見を聞くと、自分では思いつかなかった解決策が見つかる場合が多いです。

辞めずに両立できる方法も検討してみる

教員ママが辞めたいと思う理由は人それぞれですが、中には辞めなくても

・働き方の工夫
・サービスの活用

などで悩みを解決できる場合もあります。

辞める前にできる対策としては、以下の3つが挙げられます。

辞める前にできる対策

現職でできることは全てやってから、転職に踏み切るとスッキリした状態で次のステップに進めます。

転職活動をスムーズに進めるコツ

教員から転職するとなると、いろんな不安が尽きないですよね。

ここでは、教員ママの転職をスムーズに進めるためのコツを紹介します。

子育てと仕事の両立を一人で悩む必要はない

これまで仕事と子育て、家事とギリギリの状態でやってきた方が多いと思います。

ですから、仕事を探す際も、

フルタイムの仕事だと心配だな。一人でこなせるかな

と不安を感じるでしょう。

しかし、ここまで一人で十分頑張ってきたのですから、これからは一人でやろうとせず、周りの力をうまく頼ってみましょう。

もう一人で頑張る必要はありません。

公共機関や家族など、サポートしてくれる人は必ずいるはずです。

全部一人でやらないと

という思い込みは捨てて、周りのサポートを受けてみましょう。

転職エージェントを活用する

教員ママの転職では、

応募したい求人が見つからない

といった求人探しに時間がかかりがちです。

そこで、おすすめなのが転職エージェントの活用です。

転職エージェントを利用すると、プロのキャリアアドバイザーが、

ママさんにおすすめの求人は~

と経歴や希望条件などから、あなたにおすすめの求人を紹介してくれます

他にもプロのサポートを受けると、以下のようなメリットが得られます。

 転職エージェントを利用するメリット
  • 自分に合う求人を紹介してもらえる
  • 求人サイトに載っていない企業•業界情報が手に入る
  • プロから見た自分の強みを教えてもらえる
  • 選考に通過できなかった理由が分かる(改善しやすい)
  • 履歴書と職務経歴書を添削してもらえる
  • 面接日程の調整を代行してもらえる
  • 面接対策を受けられる
  • 入社日の調整や年収交渉をしてもらえる

ママ教員が効率よく転職活動を進めるためには欠かせないサービスです。

転職エージェントは人材が紹介された時に、企業から報酬が払われる仕組みなので、利用者は無料でサポートを受けられます。

元教員が利用した、以下の転職エージェントへの登録を検討してみましょう。

教員におすすめの転職エージェント

転職エージェントについては、以下で詳しくまとめていますので、知りたい方はご覧ください。

公共のサポートも活用しよう

政府や各自治体でも、

子どもが小さすぎて転職は難しいかも

仕事と子育てに追われて、転職活動する時間がない

といった人たちのために、さまざまな制度が用意されています。

公共のサポート

転職活動の負担を少しでも減らすために、上記のようなサービスも活用してみましょう。

時短勤務だけでなく一般求人にも応募する

やりたい仕事がある場合は、求人表に記載されいている勤務時間が希望時間と一致していなくても応募しておきましょう。

面接を受ける段階で、

実は子育て中でして、しばらくは○時までの勤務を希望したいのですが、いかがでしょうか

などと人事担当者に相談してみてください。

書類選考に通過したということは、企業側があなたに興味をもっているはずです。

それはちょっと厳しいですね

と断られる場合もありますが、

まずはお会いしましょう

他のポジションなら時短勤務できますけど、興味はありますか

と面接の機会を設けてくれる可能性もあります。

・企業にとって求人募集の緊急性が高い
・他に有力候補がいない

などの条件が重なると、多少の融通は聞いてくれるかもしれません。

教員ママなら在宅フリーランスの道もある

収入に強いこだわりがないのであれば、クラウドワークスなどのサービスを利用して、フリーランスを検討してみる方法もあります

特に在宅フリーランスですと、

・勤務時間は必要ない
・子どもの急な発熱などにも対応できる
・早退や欠勤の心配をする必要もない

といったメリットがあるので、仕事と子育てを両立しやすくなるでしょう。

もちろん一人作業になるので寂しさは感じるかもしれません。

しかし、人間関係のストレスがなくなって、仕事も自分のペースで進められますよ。

教員ママが「辞めたい」と思った時はチャンス!

今回は今の仕事辞めたいと悩んでいる教員ママに向けて、

・教員を辞めたいと思う理由
・教員を辞める前に考えておきたいこと
・転職活動のコツ

を解説しました。

教員ママが「辞めたい」と感じたら、仕事と子育てのバランスを考えるタイミングと言えます。

教員ママは仕事と家庭の役割、どちらも捨てることはできません。

また、両方100%注ぐこともできないため、ライフスタイルに合わせてバランスを調整する必要があります

人生100年時代です。教員にも転職チャンスが広がってきています。

自分がワクワクするキャリアプランを立てて、さっそく動き出してみましょう。

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