教員辞めたい…と思った時にやったこと|よくある退職理由と解決策も紹介
教員辞めたいな…
辞めていいかな?
と悩んでいませんか。
こんにちは、元教員のミチです。
毎日おつかれ様です。教員の仕事は本当に大変ですよね。
憧れの「教員」として働き始めるも、さまざま苦労を強いられて「辞めたい」と思うときもあるでしょう。
筆者はまさにそのうちの一人でした
とはいえ、「辞めたい」と思っても、実際に行動に移すのはそう簡単ではありません。
- 辞めた後どうするのか?
- 辞めて後悔しないか?
- どうやって辞めるのか?
など悩みや不安が尽きないと思います。
そこで今回は、「教員を辞めたい」と思った時にやってよかったことや教員のよくある退職理由をまとめました。
当記事を最後までご覧いただくと、一歩踏み出すヒントを得られるはずです。ぜひ参考にしてくださいね。
教員はやっぱり大変です
教員は安定した仕事ではありますが、多様な能力が求められて、厳しい労働環境に身を置くことになります。
教員辞めたい
このように感じて退職する先生は少なくありません。
文科省の調査によると、令和3年度の小中高校教員の退職者数(定年以外)は1万2652人でした。
退職理由で多かったのは次の3つです。
定年以外の退職者数と退職理由
転職のため | 4,000人 |
---|---|
家庭の事情 | 2,913人 |
その他 | 2,750人 |
https://www.mext.go.jp/content/20230724-mxt_chousa01-000030586_1.pdf
転職を理由に退職する人が一番多いことが分かります
【本音】よくある教員の退職理由5つ
しかし、気になるのは「なぜ転職しようと思ったのか」だと思います。
きっとこの記事を読んでいるあなたも「辞めたい」と思っている理由があるはずです。
ここではよくある退職理由を5つまとめました。ご自身に当てはまるものがないか チェックしてみてください。
長時間勤務
退職理由として多いのが、勤務時間の長さです。
残業が当たり前の毎日だと思います。
働いても働いても仕事が終わらない…
どこまでやればいいんだろう
こんなに働かないといけないのかな?
このように感じていませんか。
残業代がもらえるならまだしも、無給で働く毎日はきついですよね。
もちろん毎月の給料日やボーナス支給日は嬉しいですが、時給換算してしまうと、仕事に対するやる気がなくなってしまうのも無理ありません。
とはいえ、仕事を適当にするわけにもいかず…
頑張りたい気持ちと「どこまでやればいいんだ」という気持ちに挟まれているかもしれませんね。
時間内に終わらない仕事量
教員は仕事内容が幅広く、勤務時間内では終わらないほど仕事がありますよね。
体ひとつではとても足りない
学級や教科の業務に加えて学年・校務分掌で主任を担っていたり、部活動の顧問をしていたりする場合は、さらに過酷な状況となるでしょう。
また、仕事量が多いと1つの仕事にじっくり時間をかけられません。
思うような結果が出なかったり、授業や学級でやりたいことができなかったり……
中途半端な状態が続くと、教員として働き続ける将来に不安を感じて、
このまま定年まで働くのは無理だな……
辞めた方がいいのかな
という選択肢が頭をよぎるのです。
人間関係のストレス
管理職やベテラン教員が厳しい
保護者や子ども・生徒の対応に悩んでいる
このように人間関係に頭を抱えている方もいるでしょう。
教員の人間関係は基本的に1年の付き合いですが、連携を図るためには上手くやりくりしなくてはなりません。
一筋縄では行かず、嫌な思いをする日もあるでしょう。特に辛い時は1年が長く感じるものです。
人間関係に悩まされ続けるうちに、自分の心が折れてしまう可能性もあります。
ストレスはためこまず、適切に対処しましょう。
詳しい対処法はこちら↓
教員を続けた自分がイメージできなくなった
働きすぎやストレス過多の毎日を過ごしていると、明るい将来をイメージできなくなるケースは多いです。
教員として自分は何がしたいんだろう?
仕事よりも大切なことがあるのではないか?
筆者はまさにそのうちの一人でした。
仕事を優先すると、どうしてもプライベートが犠牲になってしまいます。
友達に会いたいけど、仕事がたまっている
家族と過ごしたいけど、仕事に行かないと
休日にやっておかないと、来週がしんどい
仕事のモチベーションを保つのが難しく、家族との関係が悪化してしまうケースもあるのです。
そもそも教員に向いてない
スポーツが得意な子もいれば、そうでない子もいるように、仕事にも向き不向きがあります。
人によっては教員が向いていない場合もあるでしょう。
教員に向いている人の特徴として、以下の3つが挙げられます。
・教育に対する情熱がある
・どんな状況でも前向きに考えられる
・公平・公正に接することができる
教員は人と教育に愛情がなければ務まらない仕事です。
また、性格的なことだけでなく、メンタルを含めた身体が丈夫であることも重要です。無理して働き続ける日はきついでしょう。
「教員を辞めたい」と悩んだ末にやってよかったこと
とはいえ、「教員を辞めたい」と思っても、仕事はすぐには辞められませんよね。
生活していくためにはお金が必要ですし、家族がいる場合はなおさら辞めにくいと思います。
筆者も辞めるかずっと悩んでいました。どうすればいいか具体的な解決策が見つからなかったので、思考停止してしばらく働き続けた過去があります。
しかし、無理して働いた結果、体調不良になってしまったのです。そこでようやく自分の人生に向き合うことに……
「ここまま教員として働き続けたいか?」
自分に問いかけたときに、答えは「NO」の一択でした。
悩んだ末、まずはやめたいと思っている理由を書き出すところから始めました。
実際に書き出してみて、あることに気づきました。
それは自分ではコントロールできないことがある点です。特に公務員の働き方はどうやっても変えられません。
自力では変えられないのだから、自分が動くしかないのか!
教員の働き方に疑問をもっていた私は、このようなことに改めて気付かされました。
転職を考えるようになって気づいたこと
とはいえ、教員として働くことしか考えていなかった私にとって、すぐにやりたいことが思いつきませんでした。
それと同時に、いかに「教員のことしか知らないか」にも気付かされました。
周りも教員や公務員が多く、他にどんな仕事があるかを知る機会がなかったのです。
また、私が転職を考えた当時は教員の転職に関する情報が少なく、ネットで調べてもあまり出てきませんでした。
転職のきっかけは外の世界を「知った」から
そんな中、友人と会う機会が訪れました。
彼女は教員として働いていたのですが、なんと転職していたのです。
彼女の話を聞く中で、教員を辞めた後の自分が具体的にイメージできました。
モヤモヤの状況から抜け出せたのは、間違いなく「外の世界」を知れたからです。
あの時、出会っていなければ、教員として働き続けていたかも知れません。
教員を辞めるか迷っている時の解決策
ここまで読んだ方の中には、
話を聞きたい
外の世界を知りたい
と思った方もいると思います。
身近な人が企業で働いてる場合は、話を聞きやすいかも知れません。
しかし、人によって状況は異なります。中には話を聞ける人がいなかったり、いても相談しにくかったりする場合もあるでしょう。
そこでオススメなのがキャリア相談の活用です。
特に「教員をやめたい」と思っているときは、
もう教える仕事はやりたくない
自分は教員に向いていない
こんなふうにネガティブに考えてしまいがちです。
しかし、教員の仕事に対してマイナスに考えすぎてしまうと、マイナス面を避けることが転職の目的になってしまう可能性があります。
本来であれば、
「毎日楽しく働きたい」
「家族との時間を大切にしたい」
といった転職目的は他にあるはずです。
一番避けたいのは、教員を辞めてから「やっぱり辞めなければよかった」と後悔することですよね。
だから、まずはキャリアのプロに相談する。
キャリアのプロに相談して、
- 自分は何に悩んでいるのか?
- 教員を辞めて何がしたいのか?
- どうやったら自分が輝けるか?
といったポジティブな面で次の方向性を考えるのがポイントです。
「自分にピッタリの選択肢が知りたい」という方は、ポジウィルキャリアをオススメします。
ポジウィルキャリアを活用すると、専門知識をもったプロにアドバイスをもらえるからです。
他の転職サービスと違って、転職を勧められたり、求人を紹介されたりすることはありません。
オンラインに対応しているので、住んでいる所を気にする必要もありません。
今のうちに相談しておくと、解決に向けたヒントを得られるので、「辞めたいな」と悩むことはなくなります。
45分間無料で相談できるので、気軽に活用してみてくださいね。
ポジウィルキャリアについて詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
教員を辞めた後の進路は?
教員を辞めたいけど、何がしたいかわからない
と悩んでいる方もいるでしょう。
そこで当サイトでは元教員52名の転職先を調査しました。
調査概要はこちら
対象者:元教員
調査方法:ネット・口頭リサーチ
調査人数:52人
ネット調査の一部
調査結果をまとめると以下のとおりです。
- 教育関係
- 塾講師
- 家庭教師
- 学童保育
- 大学教員
- 学校事務
- 幼稚園教諭
- 非常勤講師
- 日本語教師
- 教育系のNPO法人
- 児童指導員(放課後デイサービス)
- 異業種
- 事務職
- 営業職
- 出版社
- サービス業
- 人材派遣
- コンサル
- IT・Web系(ITエンジニア/SE/マーケティング)
- 公務員(市役所)
- フリーランス
- Webデザイナー
- Webライター
- 心理カウンセラー
- パーソナルトレーナーなど
全体的にみると教育職が多い傾向にありますが、未経験や異業種への転職を実現している方もいます。
「教員だから」という理由で転職先の可能性を狭める必要はありません。
もし、「教員とは違う仕事をしてみたい!」という方は、WorX (ワークス)の利用を検討してみてください。
WorXは異業種の転職に特化した転職エージェントです。
異業種への転職となると、スキルや経験がないため、どうしてもハードルが上がってしまうのですが……
WorXを利用するとスキル習得、かつ転職活動もサポートしてもらえます。確実に転職を実現したい方にオススメです。
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教員を辞めるか悩んでいる時によくある質問
ここでは教員を辞めるか迷っている時によくある質問にお答えします。体験談をもとに回答しますので、ぜひ参考にしてください。
教員を辞めたいと思った時は自分の将来に向き合うチャンス
教員を辞めたいと思った時は自分自身に向き合うチャンスかも知れません。
教員を辞めるか迷っている
このような気持ちがあるなら、まずは下記3点について考えてみてください。
・何に迷っているのか?
・自分はどうしたいのか?
・なぜ辞めたいのか?
ただし……働きながら考えるのは大変だと思います。
自分で考える余裕がない・考えても堂々巡りになる場合は、キャリア相談の活用がオススメです。
プロに相談すると、自分の本音に気づけます。
自分にピッタリのアドバイスが欲しい方は、ポジウィルキャリアがオススメです。
特に教員の退職時期は限られているので、早めに相談して、生き生きと働く未来を手にしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました