小学校教員辞めたい…出口の見えない悩みから抜け出すヒント

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こんにちは、元教員のミチです。

小学校教員として働いているけど、

教員辞めたい…

でも、転職するのは不安だし
他にやりたいこともない…

せっかく教員になれたし…

このような出口の見えない悩みを抱えていませんか。

教員の仕事って、本当に大変ですよね。

待遇はそこまで悪いわけではないけれど、トイレに行く暇もなく朝から授業して子どもの相手して…

放課後は会議や研修で、気づけば定時を過ぎている…

何かあればすぐに保護者や管理職にあれこれ言われるのが小学校教員の仕事ですよね。

そんな毎日を過ごしていると、疲れるのは当然です。「辞めたい」と感じるのも無理ありません

そこで今回は、「小学校教員を辞めたい」と思った時の解決策をまとめました。

当記事を通してあなたの心が少しでも楽になれば幸いです。

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小学校教員のあなたは十分頑張っている

あなたはなぜ辞めたいと思っているのでしょうか。

仕事量の多さでしょうか。人間関係でしょうか。もしくは自分の能力不足かもしれませんね。

きっと「辞めたい」と思っている理由は1つではないと思います。

あれもこれも重なって、辞めたい気持ちになっている…

とはいえ、「辞めたい」と思っても、仕事はすぐには辞められないですよね。

毎月の生活がかかっていますし、担任をしている場合は、特に辞めにくいでしょう。

辞めたい気持ちがあるものの、子どもの笑顔や成長に支えられて、なんとか頑張っている状態だと思います。

仕事は適当にはできない、適当にはしたくないと思いつつも、辞めたい気持ちがあると、モチベーションは上がるどころか、下がるばかり……

次第に子どもに対して「こんな先生でごめんね」と申し訳なさを感じると、さらに苦しくなってしまいます。

そんなあなたに知っておいて欲しいのは、「もう十分、頑張っている」ということです。

「辞めたい」と思うのは甘えではありません。負けでもありません。

限界ギリギリのラインで頑張っているのですから、まずは頑張っている自分を自分で認めてあげましょう。

「よく頑張っている」と自分を褒めてあげてください。

  • 辛いのを我慢していませんか
  • 一人でため込んでいませんか
  • 自分を自分で苦しめていませんか。

教員とはいえ、あなたもひとりの人間です。辛い時は泣いてもいいんですよ。

筆者は何回学校で泣いたことか…恥ずかしいくらい泣きました。

泣いてもスッキリするだけでも、心が軽くなるかもしれません。

ともあれ、「辞めたい」と思っているときこそ、自分を大切にしてあげましょう。

終わりなき仕事は辛い

なぜあなたはそこまでして働いているのでしょうか。

評価を上げるためでしょうか。保護者に好かれるためでしょうか。

きっと「子どものため」だと思います。

でも、子どものことを思うと、教員の仕事はどこまでもできてしまいますよね。

その結果、働いても働いても、仕事が終わらない…ゴールなき仕事は本当にしんどいです。

かといって、仕事を減らそうにも学校全体や学年の仕事もありますから、簡単には減らせません。

むしろ減るどころか増えているかもしれませんね。

だから、この記事を読んでいるあなたにもって欲しいのは、自分なりのゴールです。

「ここまでできればOK」というゴールを決めて、そこに必要なものだけに力を注ぐ。

それ以外の仕事は、できる限り減らす……そういった働き方をしていきましょう。

ゴールを決めないと、平日の残業はおろか、土日も働くことになって、心も身体も休む暇がなくなってしまいます。

働くことで自分を苦しめてしまっては本末転倒です。

小学校教員として働くことで苦しんでいませんか

仕事をしないわけにもいかず……

かといって、適当に働くわけにもいかない…

そんな中で働いていると、本当に辞めたくなりますよね。

どこまでやればいいんだろう

ここまでして子どもたちのためにやらなければいけないのか

そんな気持ちになるかもしれません。

でも、よく考えてみてください。

あなたは何のために働いているのでしょうか。

  • 本当に子どものためですか
  • 日本の教育のためですか

違いますよね。

生きていくためには、お金が必要、だから働いているんですよね。

教員として働くことで、自分を苦しめていませんか。

あなたの家族が苦しんでいませんか。

「辞めたい」と思ってまで、教員として働かなければいけませんか。

小学校教員を「辞めたい」と思ったきっかけから辞めるまで

かく言う筆者も元小学校教員でした。

ミチ

私も恩師のようになりたい!

と小さい頃から夢みていた小学校教員。

採用されてすぐは、

「教材研究がんばるぞ」

「早く仕事を覚えて他の先生みたいになるぞ」

とやる気満々。

しかし、働くうちに「やめたい」と思う気持ちが強くなっていきました

教員として働いた4年間を振り返ってみると、

・子どもの成長に携われたこと
・保護者に感謝されたこと
・同僚と支え合った日々

上記のような素晴らしい思い出もたくさんありました。

理想と現実のギャップ

いざ学級担任として働き始めるも、理想と現実は大きくかけ離れていました

右も左もわからない中、いきなり一人前の教師として子どもの前に立つ毎日。

・授業準備
・事務作業
・学年の仕事
・校務分掌
・会議など

トイレに行く暇も水分補給する暇もなく、ギリギリの状態で働いていました。

不思議と仕事がたまっている時に限って保護者対応やトラブル対応が起こるもの。「やりがい」だけでは乗り切れず、職場で泣く日もありました。

次第に教員として働き続ける自分がイメージできなくなっていたのです。

仕事のために生きる毎日

「教員をやめたい」と考えるようになった理由は1つではありません。

しかし、一番大きな決め手となったのは、

ミチ

仕事のために生きているのか?
私のやりたいことは「教員」なのだろうか?
他にやりたいことがあるのではないか?

と疑問を感じるようになったからです。

朝7時から22時近くまで学校にいる毎日。学級担任である手前、休もうにも休めませんし、土日も仕事のことを考えて過ごしていました。

その結果、体調不良になって入院することに……

病室のベットの上で、涙が溢れました。

ミチ

このまま死にたくない!
他にやりたいことがもっとある!

そこでようやく自分の人生に本気で向き合って、1年後の退職を決意。退職して今に至ります。

小学校教員を辞めて感じたこと

教員を辞めた次の日は今でも覚えています。

「もう学校に行かなくていいんだ」

と思うと寂しさもありましたが、それと同時に嬉しさも感じました。

  • 平日の昼間に出歩ける喜び
  • 夕日をぼーっと眺める時間
  • 企業に勤める人がランチを食べる姿

いつも以上に幸せを感じている自分がいました。

もちろん辞める前はめちゃくちゃ怖かったです。

教員を辞めたら安定した身分を手放すことになりますし、転職後の仕事に困らないか、人間関係は大丈夫か……

未来に期待しつつも、悩みは尽きませんでした。

また、教員になるために頑張ってきた過去を思うと、「本当にやめていいのかな?」と葛藤していた時期もありました。

でも、辞めてよかったです。

むしろ今は教員の経験ができたことに感謝しています。当時は大変でしたが、今の幸せがあるのは教員時代の経験があるからこそです。

お世話になった先生方に、胸を張って「ありがとうございました」と言えるように。今日も自分のやりたいことに挑戦し続けます。

小学校教員を辞めるなら、辞める前に備えよう

ここまで読んでいると、さらに辞めたい気持ちが強くなったかもしれません。

でも、よく考えてみてください。

本当に小学校教員を辞めて幸せになれますか。

「幸せになれる」と断言できますか。

たしかに辞めると、今のしんどさや辛さからは解放されるかもしれません。

でも、今よりもいい転職先が見つかるでしょうか。すぐに見つかるのでしょうか。

転職しても今の状況と変わらない仕事に就いてしまっては、教員を辞める意味がなくなってしまいます。

辞めてから後悔しないためには、準備が大切です。

教員として働きながら、自分の将来について相談する。

相談しながら、

  • 自分はどう生きたいのか
  • 何がしたいのか
  • 理想とする人生は何か

といった自分の進む方向を見つける。

進むべき道がわかると、今のあなたのように「辞めたい」と思いながら働くことはなくなります

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小学校教員を辞めたいときはまずは小さな一歩を踏み出してみよう!

小学校教員の仕事は求めすぎると、働いても働いても終わらない仕事量になってしまいます。

自分なりのゴールを決めて、必要な仕事を必要な量だけやるようにしましょう。

辞めたい気持ちが強いのであれば、まずは自分の将来に備えましょう。

人生100年時代、教員にも転職の可能性が広がっています。

相談してどんな人生を生きたいのか見つけた上で、次のステージに進んでください。

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まずは一歩、小さな一歩を踏み出してみましょう。

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