教員を辞めて専業主婦になるのはあり?体験談からメリット・デメリットを解説

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教員辞めて専業主婦

こんにちは、元教員のミチです。

結婚や出産を機に、教員を辞めるか迷う方は多いですね。

しかし、こんな疑問がありませんか。

教員を辞めて専業主婦になるのはどうなんだろう

教員を辞めて専業主婦になる場合、お金や次の仕事が心配になると思います。

私自身も教員を辞める前はあなたと同じような悩みをかかえていました。

ミチ

実際に教員を辞めて海外移住してから、専業主婦をしていた時期があります

私の経験からお伝えしたいことは、専業主婦も立派な選択肢の1つだ、ということです。

教員を辞めて専業主婦になることに劣等感を感じる必要はありません

むしろゆっくり過ごす中で人生の選択肢が広がるきっかけになる可能性もあります。

ただし、デメリットがあるのも事実です。

そこで今回は、教員を退職して専業主婦になるメリット・デメリットをまとめました。

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教員を辞めて専業主婦になるデメリット

先に教員を辞めて専業主婦になるデメリットをお伝えしておくと、次のとおりです。

自由に使えるお金が少なくなる

退職して専業主婦になる一番のデメリットは、自分の収入がなくなる点です。

今まで定期的に入ってきた収入がなくなって、夫だけの収入になります。

多少自由に使えるお金があるとしても、

・何かあった時のため
・子どもの将来のため

といって、蓄えにまわしがち。自分のために使えるお金が限られて、我慢が強いられるかもしれません。

特にお金が自由に使えるなくなると、ストレスがたまりやすくなります。

想像してみてください。

〇〇買いたいな

と思っても、気軽に買い物できない自分……

よっぽど物欲がない方は問題ないでしょう。しかし、多少は欲しいものがあるはずです。

我慢する生活するを過ごしていると、「こんなことになるなら教員やめなければよかった」と辞めたことを後悔してしまう可能性もあります。

お金のモヤモヤは上記のような本末転倒の事態を引き起こしてしまう場合もあるのです。

離職期間が長いと就職しにくくなる

教員を辞めて専業主婦になる際に気になるのが、

また働けるのかな?仕事見つかるかな?

という点だと思います。

教員に戻るのであれば、復帰できる可能性が高いです。

しかし、教員以外の仕事に就きたい場合、ブランク期間があまりにも長くなると、

この人はブランク期間が長いな

というマイナス印象を与えてしまい、選考段階で不利になってしまうケースもあります。

特に専業主婦をしていると一人でいる時間が長くなるので、コミュニケーション不足に陥りがちです。

教員として働いていたとはいえ、どうしても人と関わる機会が減ってしまうので、採用側としては懸念せざるを得ません。

夫に何かあれば収入が途絶えてしまう

夫が病気になったり、怪我で働けなくなったりした場合は、収入が途絶える可能性が高いです

手当が出たり、しっかり貯蓄していたりすると思いますが……

しかし、いつまでも手当が出るとは限りませんし、貯蓄も減るばかりですといつか底が尽きる日が来ます。

また、すぐに自分が働きに出ようと思っても、転職先はすぐに決まるものではありません

転職活動は以下のような流れがあるため、転職先が決まるまでに少なくとも1ヶ月はかかるでしょう。

教員を辞めて専業主婦になる前に考えておきたいこと

一番避けたいのは、教員を辞めてから「辞めなければよかった」と後悔することだと思います。

教員を辞めたいと思う理由は人それぞれですが、よく考えてみてください。

専業主婦になって幸せと言えるでしょうか。

はい、幸せです
幸せになれます!

と自信をもって言える方は良いでしょう。

しかし、「幸せかわからないな……」という方は、自分の将来についてよく考えたほうがよいかもしれません。

というのも、専業主婦になることがあなたにとってベストでない場合もあるからです。

転職した方が幸せになれるかもしれませんし、少し休んで教員として働き続けた法が幸せかもしれません。

といっても、働きながら自分一人で考えるのは大変ですよね。特にキャリアには正解はありませんから、考えれば考えるほどわからなくなってしまう場合もあります。

もし、手軽に自分にピッタリの選択肢を知りたいという方は、ポジウィルキャリアの無料カウンセリングを活用してみてください。

キャリアの知識を持ったプロがあなたの悩みを聞いて、何に悩んでいるのか、どうすればいいのかアドバイスしてもらえます。

他の転職サービスと違って、転職を勧められることは一切ありません。安心して相談してみてくださいね。

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教員を辞めて専業主婦になるメリット

教員を辞めて専業主婦になると、どんなメリットがあるのでしょうか。

ここでは専業主婦になるメリットをまとめました。

ストレスから解放されて心に余裕ができる

あなたは教員の仕事の何がきついですか?

・長時間勤務
・人間関係
・休みが取りにくい

このように働き方や人間関係から生じるストレスは多いですよね。

しかし、教員を辞めて専業主婦になると、仕事で抱えていたストレスや悩み、責任から解放されます

例えるなら、鎧を脱ぐイメージです。

私自身は2年前に教員を退職しましたが、今でも退職した翌日の開放感は覚えています。

・もう学校にも行かなくていい
・好きな時間に起きられる
・平日に出歩ける

このような嬉しさを感じました。

人生の選択肢が広がる

生まれから人生ついて考える機会はそう多くはありません。

教員として忙しい毎日を過ごしていると、どうしても仕事だけで頭がいっぱいになるもの。

しかし、教員を辞めて専業主婦になると、

自分はどういう人生を過ごしたのだろうか?

本当にやりたことってなんだろう?

こんな疑問にじっくり向き合う時間を確保できて、狭まった視野を広げるきっかけになる場合もあります。

ゆっくりと過ごす時間があると、

・自己分析してやりたいことを見つける
・興味のある資格やスキルを取得する

など自分の将来に向き合えるでしょう。

夫の扶養に入れる

教員を辞めて専業主婦になると、夫の扶養に入れます。

扶養に入るメリットは以下のとおりです。

扶養に入るメリット
  • パート収入103万円以下の場合
    • 所得税の負担義務がなくなる
    • 配偶者控除を受けられる
      夫が納める税金が減って手取りが増える
    • 保険料負担なしで国民年金に加入可能
      実際に保険料を払わなくても納税したとみなされ、国民年金を受け取れる
    • 扶養手当を受けられる
      夫の勤務先によっては扶養手当がある場合も
  • パート収入130万円以下の場合

ただし、不要に入るデメリットがあるのも事実。

扶養に入るデメリット
  • 収入に制限がある
    収入が103万円、または130万円を超えると上記のメリットが受けられなくなる
  • 将来の国民年金額が少ない
    令和5年度の受給額は満額79万5,000円です。自分で働いて納める場合は、老齢厚生年金が上乗せされます
    参考:日本年金機構

育児に専念できる

子どもがいる場合、専業主婦になると育児に専念できるのは間違いありません。

教員として働きながらの育児ですと、

・子どもが風邪を引いても休みにくい
・自分の子どもと関わる時間がない
・自分の自由時間は通勤中のわずかな時間だけ

このような悩みを抱える方は多いでしょう。

もちろんワンオペ育児になると思いますが、専業主婦になると教員ママが抱える悩みは解消できます。

もし困ったことがあれば、一人で抱えるのではなく、子育て支援制度などをうまく活用しましょう。

【体験談】教員を辞めて専業主婦になった感想

これから教員を辞めて専業主婦になるか迷っている方が気になるのが、「専業主婦になってよかったかどうか?」だと思います。

結論からお伝えしますと、筆者はなってよかったです。

海外移住して働けるようになるまでの数ヶ月間、主婦をしていたのですが、

やりたいことは何か?

どんな仕事がしたいか?

など、自分の将来に向き合うきっかけになったからです。

専業主婦をしていなかったら、今の仕事(Webライター)には出会っていなかったと思います。

ただ、メンタルが不安になった時期があったのも事実です。

収入がない=社会の役に立っていない=自分は生きる意味がないのでは?

と感じた時期がありました。

筆者は働き始めと同時に解消されましたが、ずっと専業主婦ではなく、期間を決めて専業主婦になったほうが幸せを感じられるかもしれません。

教員を辞めた後のお金の不安に備える方法

教員を辞めて専業主婦になる自分を想像してみると、

収入がないと不安になるのでは?

老後の資金が心配

などお金に関して不安になる方もいるでしょう。

確かに収入がなくなると不安になるのが人間です。特に「お金=心の余裕」とも言われますから、お金があるには越したことはありません。

もし心配な場合は、前もって以下の3点について考えておくことをおすすめします。

家計の支出を把握しておく

重要なのが、毎月の家計の支出を把握しておくことです。

たとえ自分の収入がなくなっても、支出は無くなりませんよね。

下記の内容を把握しておきましょう。

毎月どれくらいの出費があるのか?
夫の収入だけで生活できるのか?

どこまで切り詰められるかを確認

なんだかんだ無駄な出費は多いものです。

・ストレス発散の衝動買い
・付き合いのための交際費(飲み会など)

などは教員を辞めると削れます。

支出からどの程度ムダを削れるか、確認しておきましょう。

ミチ

筆者自身は、ストレス発散から月数万円を美容代に費やしていました。
いま考えると明らかにお金をかけすぎです

本当に必要な支出かどうかを見直すきっかけにもなります。支出を抑えることができれば、自分の収入がなても、家計に少し余裕ができるでしょう。

必要に応じてパートやバイトを考える

必要に応じてパートやバイトをするのも一つの手です。

非常勤講師やパート・バイトの求人は容易に見つけられるでしょう。

子育てをしている場合は、クラウドワークスなどクラウドソーシングサイトを活用すると、外出せずに稼ぐことができますよ。

教員を辞めて専業主婦になるか悩んでいる方へ

教員を辞めて専業主婦になるのは、メリット・デメリットどちらもあります。

メリットデメリット
ストレスから解放される
人生の選択肢が広がる
夫の扶養に入れる
育児に専念できる
自由に使えるお金がなくなる
離職期間が長いと就職しにくい
夫に何かあれば収入が途絶えてしまう

ただし、本当に教員を辞めて専業主婦になるか迷っている方もいると思います。

この記事を読んでいる方は大丈夫だと思いますが、後悔しない道を選択するためには、勢いや感情で選択をするのではなく、しっかり自分の将来に向き合うことが大切です。

しかし、辞めたいと思っている状況で、自分が何に悩んでいるのか、どうするのがベストなのかを冷静に判断するのは難しいと思います。

気軽にアドバイスをもらいたい方は、POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)への相談がオススメです。

あなたが何に悩んでいるのか、どうしたら解決できるのかを整理してもらって、キャリアの方向性を明確にしましょう。

ポジウィルキャリアについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ミチ

最後までお読みいただき、ありがとうございました

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