【本音】教員やってられないと感じる10の瞬間と対処法
毎日お疲れ様です。
教員として働いていると、
もう、やってられない……
と思うことも多々ありますよね。
筆者自身も教員として働いていましたが、何度「やってられない」感じたことか……
とはいえ、不満を感じても職場の人や家族、友人には言いにくいのが正直なところ。
そこでこの記事では、筆者の体験談をもとに教員の「やってられない」と思う瞬間と対処法をまとめました。
日頃のストレスが心と体の負担になっている場合もあります。当記事を読んで「自分だけじゃないんだ」と気づくだけでも、心が軽くなるはずです。
ぜひ仕事のモヤモヤを解消するヒントにしてくださいね。
少しでも「教員を辞めようかな」と思っている方は、教師を辞めてよかったことをチェックしてみてくださいね。教員を辞めたリアルを解説しています。
教員やってられないと感じた10の瞬間
教員として働いているとストレスを感じる場面はよくあるものです。
ここでは、体験談をもとに「教員やってられない」と感じたことをまとめました。
あなた自身にも該当するものがないかチェックしてみてください。
仕事量が多い
仕事量の多さに疲弊している人もいるのではないでしょうか。
・授業準備
・事務仕事
・研修や会議
・保護者対応
・ノートやプリントチェック
このように勤務時間に終わらない量の仕事をこなしていると思います。
あまりの仕事量の多さに、
何から手をつけていいかわからない
休日も働いている
といった状態になると、さらにストレスを感じて、
- 仕事が楽しくない
- 仕事がうまくいかない
……といった負のループにハマってしまうのです。
給料が割に合わない
教員の給料は安定していますが、労働時間で考えると、
見合った給料が貰えていない
バイトした方がいいのでは?
と感じてしまうのが本音ですよね。
私自身も自分の残業時間を見るたびに、
残業代が出たらな……
と何度も思いました。当然、仕事のモチベーションは上がりません。
とはいえ、早く帰ろうにも、たまっている仕事や子どものたちのことを考えると帰れない……
働き方は自分一人では変えられないので、ある程度の我慢が強いられてしまいます。
休みにくい
教員は体調不良であっても休みにくいですよね。
体調が悪くて休みたいけど、休んだ後のことを考えると行った方がいいな
病院に行きたいけど、土曜日に行った方が早いな
このように周りに迷惑をかけることを考えると、休むより働いたほうがマシだと考えてしまいます。
ちょっと休めば治るところを無理してしまうので、風邪が治るどころか、悪化してしまう可能性も……
教員として働くうちに、休むことに違和感を覚えてしまうのです。
プライベートがない
長時間勤務ですとプライベート時間はかなり限られてしまいます。
土日も働いている場合は、なおさら自分の時間がないでしょう。
オンオフの切り替えができていないと、疲れがたまったままになってしまいます。
あまりのプライベートのなさに、
私は仕事のために生きているのか?
と考える日もありました。
お金を稼いでいていも、使う暇がないのが現状ではないでしょうか。
本当に大事な仕事に時間を割けない
・校内清掃
・安全点検
・提出書類のチェックや管理
など、教員の仕事は教員免許がなくてもできるものが多いです。
教材研究したい
授業準備の時間が欲しい
やらなければいけない仕事に追われて、本当に大事な仕事は時間外にする毎日……
とはいえ、授業や学級経営を適当にするわけにはいきません。
時間外労働をせざるを得ない状況では、ますます仕事のやる気が低下してしまいます。
授業が下手
自分って授業下手だな
子どもに申し訳ないな
と感じている方もいるでしょう。
教育実習の時のように、しっかり教材研究したり、準備したりする時間はありません。
限られた時間の中で準備するしかないのです。
授業力のなさから、「辞めたい」と思う人は少なくありません。
指導力不足
個人的に指導力不足は一番メンタルがやられました。
- 子どもが言うことを聞かない
- 配慮のいる子どもの対応が大変
- 授業もまともに進められない状態
自分の指導力のなさに落ち込むと同時に、子どもに対する申し訳なさを感じながら働いている方もいるでしょう。
個人的に誰かに助けてもらおうにも、迷惑がかかると考えてしまって、気軽に相談できませんでした。
指導力不足を感じて勉強しようにも、日頃の疲れから集中できず、自分のプライベートの時間もさらに減っていく……
辛すぎる時は、子どもが帰った後の教室や家に帰ってから泣く日もありました。
保護者対応が大変
教員として働いていると、保護者対応は欠かせませんね。
なんで〇〇してくれなかったんですか?
前の先生の時はこんなことなかったのに
このように言われて、心が折れそうになることも。
教員も人間ですから、こちらに落ち度がある場合もあるでしょう。
しかし、何度も無理難題やクレームを言われると傷つきます。
関わりたくないと思っても、なんとかうまく付き合わなければいけません。
個人的に苦手な親の子どもに限ってトラブルなどが多く、関わる機会が多いように感じました……
管理職や学年主任の機嫌が悪い
学年主任や管理職の機嫌が悪く、顔色をうかがって行動している先生もいるのではないでしょうか。
相手の機嫌が悪くても、報告・相談しないわけにはいきません。
今なら大丈夫かな?
とタイミングをうかがって話すも、別件で嫌味を言われたり、冷たい反応をされたりする始末……
人間なので機嫌が悪い時があるのも分かりますが、顔色をうかがう日が多いと、なおさらストレスはたまる一方です。
教員同士の仲が悪い
教員同士の意見が合わず、仲が悪いケースもあるでしょう。
これが学年内で起こるとまぁ最悪です。学年会は常に雰囲気が悪いですし、相談もしづらくなります。
あまり関わりたくないな……
と思っても、仕事上、関わらざるを得ません。
先生同士のいざこざに巻き込まれ、ギクシャクしている年は本当に大変でした
特に人間関係については、自分ではどうにもできない場合が多いです。
人間関係の解決策について悩んでいる方は、以下にまとめていますので、参考にしてくださいね。
教員やってられない!と感じた時の対処法3つ
仕事で強いストレスを感じると、体や心が疲弊してしまう可能性があります。
人生、このままでいいのだろうか?
このように明るい将来がイメージできなくなるかもしれません。
不満やつらい思いばかりに気持ちがむいてしまう時は、少し距離を置いてものごとを整理してみましょう。
ここでは、「やってられない」と感じた際の解決策を紹介します。
心に余裕をつくってあげる
「やってられない」と感じると、
- 何事もマイナスに考えてしまう
- さらに仕事が進まなくなる
- ストレスを感じる言動にとらわれてしまう
といったパターンにはまってしまい、必要以上にストレスを感じてしまいます。
そんな時こそ、気分転換して自分の心に余裕をつくってあげましょう。
ゆっくり寝たり、好きなことをしたりして、意図的に仕事から離れてみるのがおすすめです。
気分転換して、
ちょっと考えすぎだったかも
〇〇してみたらどうだろうか?
このように考えられると、ストレスは少しずつ改善するでしょう。
ストレス解消法は下記で解説していますので、知りたい方はタップしてご覧ください。
自分の考えを変えてみる
心に余裕が生まれたら、自分の考えを変えてみるのも辛い状況を改善する一つの方法です。
「ものは考えよう」ということわざがあるように、自分の考えを考えるだけで状況がガラッと変わることもあります。
たとえ自分に原因がないとしても、
やってられない
と考えるより、
これも学ぶ機会だ
と思うだけでも、気分がよくなって、行動が変わるでしょう。
行動が変われば目の前に起こる出来事(結果)も変わるものです。
休職や転職する方法もある
ただし、改善策を試してみたけれど、それでも教員の仕事に対して違和感を覚えるのであれば、
・休職する
・転職して働く環境を変える
といった方法を検討しましょう。
ストレスから限界を超えてしまうと、体調に変化が現れます。
うつ病や適応障害になってしまうと、働くことさえできなくなってしまう場合もあるのです。
仕事に対して強いストレスを感じている時は、安易に耐えるのではなく、
- ストレスを解消すべきか
- 休職すべきか
- 仕事やめるべきか
といった判断を早めにしましょう。
tやってられないと感じた時は3つの対処法を試してみよう
今回は、教員の「やってられない」と感じる場面と対処法を解説しました。
教員として働いていると「やってらない」と感じる時もありますよね。
しかし、モヤモヤした感情をそのままにしておくのは危険です。
体調不良になる前に、今回紹介した対処法を参考にしてストレス解消しましょう。
あなたの心と体を守れるのはあなただけです。どうかご自身を大切にしてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました