保護者対応に疲れた教員のあなたへ…疲れる原因と対処法を解説します
毎日おつかれ様です。
教員として働いていると避けて通れないのが、保護者対応ですよね。
「いつもありがとうございます」と言われる時もあれば、苦情を言われる時もしばしば。
一生懸命にがんばっているのに
一体どこまでやればいいの?
このようにイライラしたり、落ち込んだりする日もあるでしょう。
私自身も教員として働いていましたが、保護者対応に何度、頭を抱えたことか……
特に保護者対応については、一人で対応できるものばかりではありません。
また、悩みをゼロにできるわけでもなく、保護者対応のストレスに耐え続ける必要もないのです。
そこで今回は、保護者対応に疲れた教員に向けて、疲れる原因と対処法を解説します。当記事を読むだけでも、肩の荷がスッとおりるはずです。
保護者対応に疲れるのは真剣に向き合っているから
「保護者対応に疲れた」ということは、あなたは保護者に真剣に向き合っている証拠だと思います。
もちろん教員には自分の否を認められる柔軟さや、他人を受け入れる心の広さは必要ですが……
一方で「私はこう考えて教育に関わっています」という押しの強さも大切です。
保護者は自分の子どもに対して客観的になれないことが多いですよね。我が子の話を100%信じてしまったり、ちょっとの怪我でも苦情を入れたり……
でも、親も子どもも未熟だから学校で違う大人から学ぶのではないでしょうか。
教員自身も親や子どもから学ぶことはたくさんあると思います。(もちろん人には相性がありますから、必要以上に疲れてしまう時もありますが)
批判を受けたとしても、教育に対する信念を崩さずにいると、保護者にもそれが伝わって、いつか味方になってくれます。
- 子どものことを思っていること
- それぞれの子どもに対して一番良いと思う対応をしていること
- いま子どもはこういう状況だからこういう指導をしたということ
など、自信を持って話せば、我が子を大切に思ってくれていることが保護者にも伝わるはずです。
何よりそんな先生が大好きな子どもが親を動かします。
教員という仕事は、好かれなくていいんです。保護者との関係も一生続くわけではありません。
ともあれ、まずは真剣に保護者に向き合っている自分を褒めてあげてくださいね。
保護者対応に疲れてしまう理由
保護者対応に疲れているということは、必ず保護者対応が必要になった原因があるはずです。
よくある原因をまとめたので、当てはまるものがないかチェックしてみてください。
原因がわかると、保護者対応の疲れはもちろん、対応の回数を減らすことにもつながります。
自分の力不足
自分の能力不足から、クレームが来てしまうこともあると思います。
・ちゃんとうちの子を見ているんですか?
・このやり方はどうかと思います
・なぜきちんと対応してくれなかったんですか?
など、自分に非があるにせよ、ないにせよクレームを言われるのは辛いもの。たった一言で深く傷つくこともあるでしょう。
でも、安心してください。最初からできる人はいないからです。
どんなにベテラン教員であっても、過去にたくさん失敗してきています。失敗してきたから、今はうまく対応できているとも言えるでしょう。
「自分の能力が足りないんだな」ということに気づけるだけでも素晴らしいです。学びと捉えて次に活かしましょう。
保護者の無理難題
うちの子は塾の宿題がたくさんあるから、学校で宿題を出さないでほしい
〇〇ちゃんと仲が良いからクラスを同じにしてほしい
といった無理難題な要求をされる場合もあるでしょう。
「教員として、どこまでやればいいの!」と思いたくなりますが……真っ向から「できません」と否定するわけにもいきません。
ちょっとした一言で信頼を失う場合もありますから、きちんと事情を説明した上で、理解を求める必要があります。
保護者対応に時間がかかったり、仕事が増えたりすると、体力・精神ともに疲れてしまうでしょう。
職場の人間関係
保護者対応の内容によっては、学年主任や管理職に相談して、協力を得る場合もありますよね。
自分のせいで負担を増やして申し訳ない
と思うと、さらにストレスを感じてしまいます。
もしくは、無事に協力を得て解決した後に、
なんで〇〇しなかったんですか?
きちんと〇〇してますか?
このように責められたり、態度が冷たくなったりすると、さらに疲れを感じてしまうのも無理ありません。
保護者対応の疲れを減らす方法
教員として働いていると、保護者対応は一生ついてまわる仕事です。
対応するたびに疲れてしまい、心まで疲弊してしまう人は少なくありません。
そもそも保護者対応の回数を減らせたらハッピーではありませんか。疲れることもなく、保護者もイライラせずに済む、まさに一石二鳥です。
ここでは保護者対応の疲れを減らす方法を2つ紹介します。
行動を変えてみる
1つは自分の行動を変えて保護者対応の回数を減らす方法です。
保護者を変えることはできませんが、自分の行動なら変えることができます。
どんなことを変えればいいの?
具体的にはどんなことで保護者から連絡が来たり、あるいはこちらから連絡する場合が多いのか、考えてみるとヒントが見つかります。
原因がわかったら、あとは「改善」に向けて行動していくのみです。
どうしても原因がわからない場合は、保護者対応が少ない先生と自分は何が違うのか、考えてみてください。
個人的に保護者対応が少ない教員は、
・宿題やプリントチェック
・掲示物の貼り方
・子どもの話の聞き方
など、日頃から対応が丁寧だなと感じました。
保護者が子どものノートや話を通じて、
この先生は信頼できるな
と感じると、ちょっと気になることがあっても電話したり、連絡帳に書いたりする機会は少なくなるでしょう。
もちろん一気に変える必要はありません。少しずつ変えていきましょう。
対人関係のスキルを磨く
2つ目は自分のスキルを磨く方法です。
というのも、いくら保護者対応の回数を減らせたとしても、ゼロにすることはできません。
ただし、もし保護者対応が必要になった場合に備えることはできます。スキルを身につけておくと、柔軟に対応できて、疲れを減らすことにつながるでしょう。
スキルといっても、いっぱいありますが、中でも教員にオススメなのが「NLP」です。
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今すぐ疲れを解消したい方は相談がオススメ
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という方は、相談がオススメです。
相談相手は職場の人でも、友人でも構いません。話を聞いてもらうだけでも、スッキリするでしょう。
ただし、相談相手がいても仕事のこととなると、気軽に話しにくかったり、「相談相手がいない」という方もいたりすると思います。
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詳しくは知りたい方は下記にまとめていますので、参考にしてくださいね。
保護者対応に疲れ切ってしまった場合は転職する方法もある
中には保護者対応に疲れてしまって、
このまま耐えられそうにない
という方がいるかもしれません。
上記の状態であるなら、転職も視野に入れるのも一つの手です。
保護者対応は自分ではどうにもできない場合もある
前述した通り、いくら自分の行動を変えても、いつ必要になるかわからないのが保護者対応です。
教員と保護者対応は切っても切ない関係のため、大きなストレスを感じているのであれば、仕事を変えて解消する方法もあります。
定年まで働くことを考えると、
- 保護者対応にストレスを感じながら働き続けるか
- 転職して楽しく働ける環境に身を置くか
どちらが幸せかはいうまでもありませんよね。
ただし、本当に辞めるかどうかは簡単には決断できないと思います。また、今かかえている悩みは転職しなくても解決できるかもしれません。
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ポジウィルキャリアについて知りたい方は下記にまとめていますので、参考にしてください。
保護者対応の疲れはため込まず、適切に対処しよう
教員として働いていると、避けられないのが保護者対応です。
保護者対応に疲れてしまっている場合は、そのまま放置するのではなく、早めに対処しましょう。
今回紹介した方法はこちら↓
- 行動を変えてみる(対応の回数を減らす)
- 対人関係のスキルを磨く(対応に備える)
上記の解決策を試しても改善しなかったり、大きなストレスを感じていたりするのならば、転職も視野に入れるのも一つの手です。
「転職して後悔しないかな?」
「なんとなく転職にも不安がある」
という方は、ポジウィルキャリアを活用して、あなたにピッタリの答えを見つけてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
あなたの人生がより良い方向に進むことを願っています