小学校教師を辞めてよかった?実際に辞めて感じたことを紹介します
こんにちは、元教員のミチです。
教師辞めようかな……
実際に辞めた人はどう思ったんだろう?
後悔しなかったのかな?
「教師を辞めたいな」と思っていても、なかなか踏み出せないと思います。
むしろ辞めて後悔しないか、辞めた後の仕事をどうするかなど、悩みは次から次にやってくる……
私も小学校教員をしていましたが、退職を決意するまでに数年かかってしまいました。
しかし、意を決して転職。フリーランスとして働いている今、本当にやめて良かったと思っています。
教員を辞めた時に受け取った辞令↓
「教員を辞めたい」と思いながらも、なかなか一歩を踏み出せない方。そんなあなたに向けて記事を書きました。
今回は筆者が小学校教員を辞めて「よかった」と感じたことと他の元教員の声も合わせて紹介します。
教員を辞めるか迷っている先生は、ぜひ参考にしてくださいね。
教師を辞めてよかったこと15個
さっそく「教師を辞めてよかった」と感じた点を紹介していきます。
1:ストレスから解放された
ストレスフルな毎日から解放されただけでも、退職して良かったと思っています。
・教員同士のいざこざ
・保護者への気遣い
・勤務時間内に終わらない仕事
・地域との付き合い
・無駄な会議など
ストレスから解放されると、今までたまっていた疲れが一気にとれました。
「疲れた」と感じている先生は、以下に対処法をまとめていますので、参考にしてください。
2:外の世界を知れた
教員を辞めてからいろんな生き方や働き方があることを知りました。
教員として働いていると、知り合いも教員、仕事で知り合う方も教員だと思います。外の世界を知る機会がなかったのです。
いかに「自分の視野が狭かったか」思い知らされました。
出会う人が変わると視野が広がって、最終的には自分の考え方や価値観も変わりました
3:激務から解放されて心に余裕ができた
教員の仕事は、多岐に渡りますよね。
・教材研究
・授業準備
・ノートやプリントチェック
・保護者対応
・会議など
常に仕事がたまっている状態ではないでしょうか。
目の前のことを必死にこなす日々を過ごしていた私は、何かあるとすぐ他人のせいにしてしまう、負のループにハマっていました。
余裕のない教師が、子どもに余裕を持って接することができるはずがありません。
激務から解放された4月1日。
こんなに時間ってゆっくりだったんだな
と思ったことを今でも覚えてます。
何よりご飯が食べられること、蛇口をひねれば水が出ること、家族と過ごせる時間など、日常の幸せに気付けるようになりました。
4:愚痴や言い訳を言わなくなった
教師として働いているうちに、口を開けば仕事の愚痴ばかり言う自分になっていました。
愚痴を言っても現状は変わりません。そのことに気づけないほどキャパオーバーでした。
教員を辞めてからは、
〇〇やってみたい!
次は〇〇してみよう!
など、会話が明るくなりました。
5:トイレに行けるようになった
授業準備や子どもの相手をしているとトイレに行く暇さえもないと思います。
むしろ「トイレに行きたい」といことさえも忘れてしまうほど仕事に追われていました。
ギリギリになってトイレへダッシュ!の毎日でしたが、今はトイレに行きたいときに行けるようになりました。
本当に健康第一です
6:自分の時間が増えた
毎日12時間以上働いて帰宅。
ご飯とお風呂を済ませると、もう寝る時間……自分の時間なんてありませんよね。
あまりにもプライベート時間がないので、
なんのために働いているんだろう?
働く意味を考えていた時期もありました。
しかし、教員を辞めたことで、平日はもちろん、土日にも自分の時間がもてるようになりました。
7:責任感から解放された
どの仕事にも多少の責任はありますが、
・子どもに何かあった場合の責任
・個人情報を扱う責任
・公務員としての振る舞い
など、必要以上に責任を感じてしまっていました。
しかし、辞めてからは教員・担任・公務員としての責任や責任のなすりつけあいからも解放されました。
8:本当にやりたいことができるようになった
教員として働いていた時は、
・公務員
・教員
・担任
・管理職
・学校のルール
など、ありとあらゆるものに縛られていました。
こうした方がいいんじゃないか?
と思うことがあっても、若手の発言力はありません。
また、発言したところで制度はそう簡単には変わらないので、口にするのを避けていた、というのが本音です。
転職してからは、
〇〇すると▲▲できるのではないでしょうか?
などと、意見を述べる自分に変わりました。
9:周りの目を気にしなくなくなった
恥ずかしながら、教員時代の私は
保護者や子どもから良い先生と思ってもらいたい!
といった他人の目を気にして行動していました。
その結果、勤務時間外に勉強会へ参加、掲示物や賞状づくりなど、ついつい頑張りすぎてしまう……
ノルマはないですからどこまでも出来てしまいますよね。まさに終わりのないマラソンを走るようなもの。
周りからの評価を得るために行動しても、良いことは一つもありませんでした。
教師を辞めてからは、他人の目を気にする機会はグッと減りました。
10:休みたい時に休めるようになった
平日に病院に行きたい
手続きに行きたい
と思っても他の先生に迷惑がかかるので、休みにくいですよね。
その結果、「どうやったら休まずにできるか?」を考える自分になっていました。
むしろ休むことに違和感を覚えていた、といっても過言ではありません。
長期休みに年休を取ろうとするも、
〇〇の準備は大丈夫ですか?
と管理職に言われる始末。普段休めない上に、長期休暇も休みにくい……
いつになったら休めるんだ!
と思っていましたが、転職してからは休みたいときに休めるようになりました。
むしろ休めるのが普通、だということにも気付かされました。
11:スキルがアップした
公務員はどれだけ頑張って働いたとしても、給料はそこまで変わりません。
勤務年数に応じて決められていますから、増えると言ってもいくら増えるかは決められています。
しかし、民間企業やフリーランスなど、頑張ったら頑張った分だけ収入が増える仕事もあります。
収入が増える!
と思うと、自然とモチベーションが上がりますし、自らスキルアップに励むようになりました。
12:若手だからという無言の圧がなくなった
ベテラン教員よりも早く出勤すべし!
なんでも進んでやる!
といった無言の圧があったように感じます。
自分のクラスや仕事で手一杯にも関わらず、つい仕事を引き受けてしまう……
当然、仕事は終わりません。一つの仕事にかける時間も少ないので、質もさがってしまいます。
時代は変わっているのに制度はなかなか変わらないものですね。
教員を辞めてからは、無言の圧を感じることは一切なくなりました。
13:お昼ご飯をゆっくり食べられる
給食をゆっくり食べている時間はないと思います。
宿題や連絡帳チェックなど、子どもが帰るまでに終わらせないといけない仕事が山積みです。
ほんの数分で食べ終える毎日から、ゆっくり味わって食べられるようになりました。
あの費用で、栄養たっぷりのご飯が食べられるのは最高でしたが
誰と食べるかも自分で決められるので、より食事の時間が楽しくなりました。
14:ありのままの自分でいられる
どこで保護者や子どもと会うかわからないので、常に「自分は教員なんだ」という意識がありました。
その結果、休日は全く休んだ気がせず、疲れが取れないまま仕事……の繰り返し。
教員を辞めてからは、いつもありのままの自分でいられるようになりました。
15:効率よく働けるようになった
指導案の手渡しや授業研後のお礼回り、相談したい時など、相手の都合を見計らって動く機会は多いと思います。
その結果、自分の仕事に手がつかず、さらに仕事がたまっていく……
教員を辞めてからは、自分のペースで仕事できる機会が増えました。
効率よく働けると、仕事も終わる、気分もスッキリするなど、良いこと尽くしの毎日です。
教師辞めてよかった?他の元教員の声も紹介
ここまで筆者自身の感想を紹介しましたが、他の元教員は転職してどう感じたのでしょうか。
当サイトでは、教員から転職した方を独自調査しました。
全体的に「教員を辞めてよかった」と感じた人が多いことがわかります。
筆者の周りの元教員も「教員を辞めてよかった」と口にする人が多いです。「また戻りたい」という人も不思議といません。
筆者自身も今の方が幸せなので、戻る気はありません。もちろん教育は好きです。子どもも好きです。
でも、労働環境が悪ければ話は別だと思います。
教師を辞めて後悔しないために今できること
とはいえ、人によって感じ方は異なるものです。
あなたが教員を辞めて「幸せ」と感じるかもしれませんし、「辞めなければよかった」と感じるかもしれません。
特に教員を辞めてから後悔するのは絶対に避けたいですよね。
やめた方がいい・やめない方がいい、とハッキリ答えがわかれば楽ですが、こればかりは行動してみないことにはわかりません。
ただし、リスクを回避する方法が1つあります。
それはキャリアのプロに、
- 何に悩んでいて
- どうするれば解決できるのか
といったヒントをもらう方法です。
今すぐ行動したい方は、POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)がオススメです。
よく転職相談というと、転職エージェントに相談してしまう方が多いですが……
転職するか迷っている状態ですと、利用を断られたり、転職することを前提に話が進んでいったりしてしまいます。
しかし、ポジウィルキャリアは転職エージェントとは違って、求人を紹介されることはありません。転職を無理に勧められることもありません。
相談相手は今まで何人ものキャリアを支援してきたプロです。筆者が利用した時は30代くらいの優しい雰囲気の男性でした。
キャリアには「これ」といった正解はありません。人の数だけ答えがあるからこそ、悩むのがキャリアです。
学生の頃は先生に相談して、進路を決められますが、大人になると教えてくれる人はいませんよね。
もちろん時間をかければ、自分で一人でも答えが見つかるかもしれませんが……
知識がないとそれだけ選択肢は狭まってしまいますし、働きながらの場合は、将来について考える余裕も時間もないのが本音だと思います。
「今はいいや」という気持ちもよくわかります。
でも、後回しにしてしまうと、いざという時には転職が難しい年齢になっていたり、体調不良になってしまう可能性もあります。
「教員を辞めるべきかヒントが欲しい」
「教員を辞めて後悔したくない」
という方は、気軽に45分間の無料カウンセリングを受けてみてください。
オンライン対応なので、住んでいるところを気にする必要はありません。あなたがやることは、まずはモヤモヤを話すだけです。
ぜひこの機会に「教員辞めてよかった」、または「辞めなくてよかった」と思える未来を手にしましょう。
ポジウィルキャリアについて知りたい方は下記をご覧ください。
教師を辞めてよかったと感じる人は多い!小さな一歩踏み出してみよう
長くなってしまいましたが、先生方には本当に後悔してほしくないという思いを込めて書きました。
このままモヤモヤしながら定年まで働き続けるのか、
今のうちに自分の将来に向き合って、毎日楽しく笑顔で過ごすか……
どちらの人生を過ごしたいですか。
教員を辞めて「よかった」と感じる人は多いですが、感じ方は人よって異なります。
教員を辞めて後悔したくない方はもちろん、
「何かヒントが欲しい」
「人生このままでいいのかな?」
と悩んでいる方は、プロに力を借りて、あなたにぴったりの選択肢を見つけてくださいね。
ポジウィルキャリアの口コミ・評判を知りたい方は下記をご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。