応募書類って何を書けばいいの?教員が書類選考に通過するための応募書類の書き方
初めての転職となると、応募書類の書き方に迷いますよね。
応募する企業によって異なりますが、書類選考の通過率は約30%と言われています。
ほとんどの応募者が書類でふるいにかけられるので、教員の転職活動において、書類選考に通過することが最初の関門です。
10社に応募して3社合格できる応募書類を作成できたなら、順調と言えるでしょう
転職活動に必要な応募書類は2つ。
・履歴書
・職務経歴書
採用担当者が応募書類をチェックする時間はわずが数分です。
たったの数分で、担当者が「この人に会ってみたいな」と思える書類を作成する必要があります。
なんだか難しそうだな
と思うかもしれませんが、ご安心ください。当記事でご紹介するコツをおさえれば迷わず応募書類を作成できるはずです。
少しでも書類選考の通過率を高めるためには、じっくり読み込んでいただいて、質の高い応募書類を目指しましょう。
筆者の実体験をもとに解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね
教員の履歴書の書き方
履歴書はあなたのプロフィールを知ってもらうための書類です。
バイトの面接を受けるために書いた経験がある方は多いと思います。
ただし、転職で必要とされる履歴書はバイトの履歴書とは少し異なります。
応募先の企業によって書き方やフォーマットを指定される場合もあるからです。
特に指定がない場合、テンプレートはネット上で無料ダウンロードできるサイトがたくさんあるので、活用しましょう。
転職サイトや転職エージェント経由で応募する方は、それぞれのサイトで入力した個人情報がキャリアシート(Web履歴書)として出力されます。
キャリアシートが履歴書の代わりになるので、応募先から提出を指定された場合を除いて、新たに履歴書を作成する必要はありません。
履歴書でチェックされる項目は3つあります。
証明写真
証明写真はあなたの第一印象を最初に与える重要な役割があると言われています。
選考要素があると言われているので、以下の3つのポイントをクリアできる証明写真を用意するのがベストです。
・清潔感があるか
・好感がもてるか
証明写真については以下で解説しているので、知りたい方は参考にしてください。
学歴と職歴
学歴・職歴でチェックされる点は2つ。
・どこの学校や教育委員会に在籍していたのか?
・不自然なブランクはないか?
ただし、過去の出来事は変えられませんので、事実を正確に書くのみです。
事実とは違う記載をした場合は、「経歴詐称」とされるケースもあります。
特に「年月」は間違えやすいので注意してくださいね
志望動機
志望動機、なんて書けばいいんだろう
履歴書の中で一番気が重いのが志望動機だと思います。
志望動機は書類選考に大きく関わる部分ですが、実は記入スペースはそこまで大きくありません。
書けても最大5行ほどでしょう。無理に書いてしまうと、かえって採用担当者が読みにくくなってしまいます。
履歴書には要約した内容を記載して、面接で詳細を伝えるのがおすすめです
志望動機の書き方は以下で解説しているので、知りたい方は参考にしてください。
教員の職務履歴書の書き方
職務履歴書は、詳しい職務内容とスキル、実績を伝える書類です。
パソコンを使ってA4サイズ1~2枚程度にまとめます。
ネット上に無料ダウンロードできるフォーマットがあるので、活用しましょう。
職務履歴書のポイントは1つ。
採用担当者があなたの職務経歴書を見て、
この人ならうちの企業で活躍してもらえそうだな
と思うことができる内容を書く点です。
以下の3点を押さえて書類を作成してみてください。
採用者目線で書く
職務経歴書の内容は、応募先で活かせる教員の経験・実績を中心に書くのがコツです。
採用者目線で書くと、職務履歴書にパッと目を通しただけで、あなたの強みを効果的にアピールできます。
具体的には、転職活動の準備で棚卸した自身の強みを文章に盛り込んでいくイメージです。
どうしたら採用担当者が会ってみたいと思えるか、という視点で書いてみてください
分かりやすく書く
前述した通り、応募書類のチェック時間は数分です。
パッと目を通して分かりにくい書類は読んでもらえない確率が高くなってしまいます。
分かりやすく書くためには、以下の2つを意識して書いてみてください。
・数字で表す(年数や人数、点数など)
・エピソードを交える
文章を読んで具体的にイメージできると理解しやすくなります。
職務経歴書の書き方は、以下で解説しているので、知り合いたい方は参考にしてくださいね。
見やすさを意識する
見やすさも選考に影響する、と言われています。
見た目よりも内容の方が重要でしょ?
と思いがちですが、レウアウトが崩れていたり、文末表現が統一されていなかったりする場合、
見にくいな
この人は資料作成のスキルがないのかな
と、採用担当者にマイナスの印象を与えてしまいます。
企業によっては、見やすくまとめるのも「スキルの1つ」としてカウントする場合もあるそうです。
指導案と同じように、職務経歴書も細部までこだわりましょう
応募書類の提出方法
応募書類の提出方法は、主に3つあります。
・企業のサイトからアップロードする
・メールに添付して送付する
・郵送する
最近はメール送付やアップロードの形式が主流ですが、郵送するケースもあります。
応募書類の提出はまだ先だと思いますが、実際に転職してみて「事前に知っておくと良かったな」と思ったことがあるので紹介します。
焦って提出しないためにも、今のうちに知識を身につけておくと安心です。
応募書類をメールで提出する場合
応募書類をメールで提出する際の注意点は3つあります。
ファイル名の変更
メールで提出する場合データファイルの名前を「日付・履歴書・名前」に変更して送付します。
採用担当者が添付ファイルをみて何のファイルなのか理解しやすいからです。
例えば、「123」というファイル名よりも「20230801_名前_履歴書」の方が何のデータなのかわかりやすいですよね。
変更のし忘れを防ぐためには、履歴書のフォーマットをダウンロードした際、すぐに変更しておくことをおすすめします。
ファイル形式をPDFに変更
履歴書の作成はWordやExcelでする方が多いと思います。
しかし、提出する際のファイル形式は「PDF」が一般的です。誤作動による記載内容の変更や悪用を防げるからです。
応募先から指定がない限り、ファイル形式をPDFに変換して送付することをおすすめします。
変換方法がわからない方は、以下に目を通しておくと安心です。
パスワードの設定
履歴書は個人情報なので、送付する際はファイルにパスワードを設定して送ると安心です。
特に個人情報を扱う企業に応募する場合は、パスワードの設定をした方が情報管理のアピールにもつながるでしょう。
パスワード設定というと難しく感じるかもしれませんが、基本的に3つの手順で可能なので、焦る必要はありません。
WordやExcelなどそれぞれの「ファイル設定」から、PDFにする場合は変換後に行う点を把握しておきましょう。
応募書類を郵送で提出する場合
応募書類を郵送する際の注意点は次の3つです。
封筒サイズはA4のものを選択
応募書類は、履歴書と職務経歴書を一緒に送るケースが多いです。
なるべく折らずに提出できるA4サイズの封筒、「角形A4号」か「角形2号」を選ぶことをおすすめします。
履歴書は二つ折りしてから封入します。
何度も折って小さくするのはNGです。広げたときに折れ目が多く、破れやすくなったり、読みにくかったりしてしまいます。
応募書類の水濡れや折れが心配な方は、透明のクリアファイルに入れて送ると安心です。
なるべく折らずに提出できる封筒を選びましょう
送り状(添え状)の作成
応募書類を郵送する際は、A4一枚の送り状(添え状)をつけるのがマナーです。
送り状に記載する内容は、基本的に3つあります。
・挨拶文
・自分の名前と連絡先
・送付内容
上記以外に志望動機を書く場合もあります。
送り状もネット上で無料ダウンロードできるので活用して作成しましょう。
普通郵便で送付
応募書類は応募先から指定がない限り、普通郵便で送るのが一般的です。
「角形A4号」や「角形2号」は日本郵便の定形外郵便物に当たります。
料金は重さが100g以内の場合、140円です。
追跡付きで送りたい方は、特定記録郵便で送ることもできます。
特定記録郵便はWeb上で配達状況を確認できるサービスです。希望する場合は、配達完了のメール通知サービスも利用できます。
他にも書留やレターパックで送る方法もありますが、企業側に手間をかけてしまうのでおすすめしません。
普通郵便か特定記録郵便で送るのがベストです
教員の転職に関するよくある質問
ここでは教員の転職に関するよくある質問にお答えします。
経験談をもとに回答するのにで、参考にしてください。
応募書類を添削してもらう方法は?
応募先で活かせるスキルがない場合は?
過去の経験を的確に言語化することで、企業側に強みとして認識されるものは誰にでもあります。
これまでやってきたことをまずは言語化してみましょう。
また、転職に役立つ教員の強みは以下で解説しているので、読んでみるとヒントが見つかるかもしれません。
教員の転職は難しいですか?現実が知りたいです
結論からお伝えしますと、民間企業から転職する場合よりも難しいのは間違いありません。
実際に転職してみて難しいと感じた理由は大きく分けると2つあります。
・即戦力が求められるから
・教員はビジネススキルがないと思われるから
公務員と企業の働き方は違うので、難しいのは仕方がありません。
ただし、教員でも転職に成功している人はたくさんいます。
上記の難しさを乗り越えるためにはコツがあるので、知りたい方は下記を読んでみてください。
ポイントを押さえて質の高い応募書類を作成しよう
今回は、教員の転職に欠かせな応募書類の作成について解説しました。
以下のポイントを押さえて、質の高い履歴書と職務経歴書を作成しましょう。
教員の転職活動は、選考通過が難しく、長期戦になる可能性もあります。
少しもで書類選考の通過率を上げるためには、プロに添削してもらうのがおすすめです。
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無料で添削してもらいたい方は転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントを利用すると、書類添削をはじめとした転職活動をトータルでサポートしてもらえます。
以下で転職エージェントについて解説していますので、知りたい方はタップしてご覧ください。
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