教員向いてない辞めたい…よくあるケースと対処法3つを元教員が解説
自分は教員に向いてない辞めたい
と悩んでいませんか。
こんにちは、元教員のミチです。
憧れの教員として働き始めるも「自分って教員に向いてないかも?」と感じる時もありますよね。
しかし、向いていないと感じても、こんな疑問が湧いてきませんか。
本当に向いてないのかな?
自分の甘えなのでは?
辛いのは今だけで働き続けたら何か変わるのでは?
モヤモヤを抱えたまま働く毎日は辛いものです。
とはいえ、実際に辞めるとしても転職への不安もあると思います。また、転職したとしても向いている仕事がわからなければ、また同じ悩みを抱えてしまうでしょう。
そこで今回は、体験談をもとに教員が「向いてない辞めたい」と感じる理由と対処法3つについてまとめました。
当記事ご紹介する対処法を実践すると、「教員向いてない辞めたい」と思いながら働く毎日から抜け出せるはずです。ぜひ参考にしてください。
「どうすればいいかわからない」という方は、ポジウィルキャリアに相談してみてください。あなたが本当にやりたいことは何か、どうすれば解決できるのかヒント得ることができます
「教員に向いてない辞めたい」と感じる理由
この記事を読んでいるあなたは何かしらの理由があって「教員が向いてない」と感じているはずです。
その理由を知ることが解決への第一歩になります。
というのも、理由によっては辞めなくても解決できる場合があるからです。
例えば、あなたが経験やスキル不足から「向いていない」と感じているのであれば、辞めなくても「時間」が解決してくれる可能性があります。
ここではよくある「向いてない辞めたい」と感じる理由を5つまとめたので、あなたも当てはまる場面がないか、チェックしてみてください。
能力不足を感じている
一つ目は能力不足です。
特に教員経験の浅い方は自分の能力不足から「向いてない」と感じやすい傾向にあります。
いくら大学で勉強してきた、教育実習に行ったとはいえ、「知っている」と「できる」は異なるからです。
- 学級経営って何をどうすればいいの?
- 授業準備ってどこまでやればいいのだろう?
- どの仕事からこなせばいいのか分からない
職場によっては聞きにくい場合もあると思います。質問できる場合でも、何がわかっていないのかすら分からない状態ではないでしょうか。
仕事が手につかなくなってしまうと、
自分は教員に向いてない
と感じてしまうのも無理ありません。
授業がうまくできない
教員の仕事の中で比重を大きく占めるのが「授業」ですよね。
「授業が大事」とはわかっていても、他の仕事もあるので、授業準備にそこまで時間は割けません。
限られた時間で準備するも、思うようにいかず……
・分かりにくい授業になっている
・つい授業が長引いてしまう
・他のクラスより進度が遅れている
といった場合が続くと、「向いてない」と感じやすくなります。
学級経営で悩んでいる
持ちにくいクラスを任されたわけではないのに、
- 学級で毎日トラブルが起こる
- 授業もまともに進められない
という場合も「教員に向いてない」と感じやすいでしょう。
教員になったばかりですと、経験やスキル不足ゆえ、うまくいかないのも無理ありません。
特に学級経営がうまくいかない原因は、一つではないと言われるケースが多いです。すぐに解決するのが難しい場合もあります。
できない自分に嫌気がさしたり、同時に子どもたちに対して申し訳なさを感じたりすると、やめたい気持ちが大きくなる一方でしょう。
他の教員と比較したとき
周りの先生は自分よりも大変なのに、
- 授業準備や家庭への連絡もしっかりやっている
- 校務分掌の仕事もこなしている
などと比較してしまうと、自分の「できなさ」が目についてしまうものです。
今ですらギリギリの状態で働いているのに、今後さらに仕事が増えることを考えると、明るい未来はイメージできなくなってしまうでしょう。
教育に対する熱量の差を感じた時
他の教員と熱量の違い感じた場合も「向いてない」と感じやすいです。
例えば、同僚の先生が土日も家で仕事していたり、研究会に参加して勉強していたりする場合。
自分はそこまで出来ていない
いや、そこまではやってられないな
このように熱量の差を感じると、「自分は教員に向いていないのではないか?」と感じやすくなります。
公務員の働き方が向いてない可能性もある
「教員向いてない辞めたい」と思う原因として、公務員の働き方があなたにマッチしていないケースも考えられます。
筆者はまさにこれでした。
というのも、公務員は利益を追求していないゆえ、効率よく働けなかったり、仕事の成果を数字で表しにくかったりします。
仕事量が多いからこそ「無駄は省きたい」という方もいるでしょう。または「これだけ頑張った」と思えるような結果が欲しい方もいるかもしれません。
特に教員の仕事は子どもや生徒を思うと、どこまでもできてしまいますよね。
もちろん子ども・生徒を思って働くことは素晴らしいことです。教師のあるべき姿とも言えるでしょう。
でも、筆者にとっては、どこまでもできてしまう点が辛かったです。
もしかすると、あなたが「向いてない」と感じるのは公務員の働き方かもしれません。
「教員向いてない辞めたい」と思った時の対処法3つ
ここでは、「教員が向いてない辞めたい」と感じた時の解決策を紹介します。
時間が解決してくれるのを待つ
「向いてない」と感じる理由が経験・スキル不足の場合は、辞めなくても解決できる可能性があります。
「とりあえず3年」という言葉があるように、経験を積むとできることが増えるからです。
今は「向いていない」と感じていても、働いているうちに難なくこなせるようになるかもしれません。
私自身も学級経営で悩んだり、子どもや保護者との関係がうまくいかなかったりした時期がありました。
でも、2年・3年と経験を重ねていくうちに、
・余裕をもって働けるようになる
・計画的に仕事をこなせるようになる
・やるべきことや気をつけることがわかる
など効率よく働けるようになっていきました。
「向いてない」と感じていても、経験を積むとあなたの感じ方も変わるかもしれません。
教員として働き続けた自分をイメージしてみる
このまま働き続けた自分をイメージしてみるのもおすすめです。
イメージできる!
という方は、今は大変かもしれませんが、このまま働き続けるのも一つの手です。
しかし、イメージできないという方は、
・教員以外にやりたいことがあるのでは?
・仕事よりも大切なことがあるのではないか?
上記のように自分の本来の気持ちに向き合うチャンスかもしれません。私自身も体調不良から、人生に向き合ったことで「他にやりたいことがある」と気づけました。
起きている中で一番時間を費やすのが「仕事」です。
あなたのやりたいことが「教員」であるならば話は別ですが、教える仕事や子どもと関わる仕事は他にもあります。
自分の気持ちがわかれば、次に取るべき行動も見えてくるでしょう。
ヒントが欲しい場合はプロに力を借りよう
「教員として働き続けたイメージはできるけど、辞めたい気持ちもある」
「働くのが辛いし、どうすればいいか分からない」
という方は、プロに相談してみましょう。
学生の頃はキャリア担当の先生に相談できますが、大人になると、気軽に相談できる人はなかなかいませんし、教えてくれる人もいません。
特に仕事で疲れている状態で、冷静な判断をするのは正直、厳しいですよね。
「何かヒントが欲しい」という方は、POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)に相談してみてください。
ポジウィルキャリアの無料カウンセリングを活用してプロに相談すると、
- あなたが何に悩んでいて
- どうやったら解決できるのか
中立的な立場からアドバイスをもらうことができます。転職サービスと違って、求人を紹介されたり、転職を勧められたりすることは一切ありません。
オンラインに対応しているので、住んでいるところを気にする必要もありません。
「どうすればいいかわからない」と悩んでいるなら、気軽にキャリアのプロに悩みを相談してみましょう。
「教員辞めたい」と悩んでいる時によくある質問
ここでは教員を辞めるか悩んでいる際によくある質問をまとめました。
向いてない・辞めたい気持ちと向き合って適切に対処しよう
今回は「教員向いてない辞めたい」と感じる理由と対処法を解説しました。
教員として働き始めると「向いてない」と感じる時は誰にでもあるものです。
ただし、その理由は時間が解決してくれるのか、そうでないのかは見極める必要があります。
まずは向いてない・辞めたい気持ちを受け止めて、適切に対処しましょう。
今回紹介した方法はこちら↓
「何かヒントが欲しい」という方はポジウィルキャリアへの相談を検討してみてくださいね。
ポジウィルキャリアについて知りたい方は「ポジウィルキャリアの口コミ・評判」をご覧ください。実際に筆者が利用した感想などをまとめています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたが解決に向けて、一歩踏み出せることを願っています。