「教員もう無理」と感じながら働くリスクと解決策|我慢せずに力を借りよう

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もう無理
もう限界

このように感じながらも、我慢して働いていませんか。

こんにちは、元教員のミチです。

毎日おつかれ様です。朝早くから夜遅くまで、働いても働いても仕事が終わらない……

時間と仕事に追われる毎日はしんどいですよね。やりがいだけでは乗り越えられない日もあると思います。

筆者も元教員ですが、今のあなたと同じように「もう無理」と思いながら働いていた時期がありました。

そこで今回は、「教員もう無理」と感じた体験談と解決策を紹介します。

当記事を通してあなたの心が軽くなるきっかけになれば幸いです。

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[体験談】「もう無理」と思いながら働いたあの日

教員として働いていると、毎日何かしら起こるもの。

嬉しい出来事もあれば、「もう無理」と感じる時もあります。むしろ辛いことの方が多いかもしれません。

あなたは何に対して「もう無理」と感じているのでしょうか。仕事量や人間関係など、きっとその理由は1つではないと思います。

特に筆者が「もう無理」と感じたのは、子どもの指導でした。

配慮のいる子が数人。自分の指導力不足を感じつつも、どう対応していいのか、迷う毎日は本当につらかったです。

とはいえ、他の子もいるので、その子たちばかり気にかけるわけにはいきません。

もう一人じゃ無理かも

誰か助けて

と何度も心中で叫びながら働いていました。

とはいえ、実際に助けを求めようにも、他の先生は大変そうにしてしましたし、学年の先生には軽く相談するくらい……

土日に勉強しようと思うも、終わらない仕事や体力の回復で精一杯で、余裕がありませんでした。

「子どもたちごめんね」「こんな先生でごめんね」と思いながら、働いていた時もあります。

最終的には、他の先生に授業に入ってもらったり、二人体制でクラスを見てもらったり、力を借りてなんとかその1年を乗り越えました。

というのも、当時の私は、

「失敗しちゃいけない」

「一人でなんとかしないといけない」

と思い込んでしまっていたんです。

でも、よく考えてみると、経験も知識もない若手が最初からうまくできるはずがありません。人を上手く頼れなかったんですね。

仕事ができる先生は頼り上手だと思います。自分ができないことは素直に認めて人に頼る。相手ができないことは自分が快く引き受ける……

だから、あなたも一人でがんばろうとせず周りに助けを求めてみてください。力を借りた方があなた自身を守ることにも、子どもたちのためにもなるはずです。

他の先生も忙しいし、申し訳ない?

確かに忙しいかもしれませんが、きっと他の先生もあなたと同じような経験をしているはずです。

「教えてください」と言えば、教えてくれる方がたくさんいます。もちろん相手を選ぶ必要はあるかもしれませんが……

今は助けてもらって、今度はあなたの後輩が困った時に手を差し伸べてあげられる存在になりましょう。

「もう無理」と思いながら働く3つのリスク

といっても、実際に行動するのは勇気がいりますよね。

ただし、「もう無理」と思いながら働き続けると、以下のようなリスクがある点は知っておきましょう。

ストレス過多のリスク

「もう無理」と思いながら働いていると、気付かぬうちに相当なストレスをため込んでしまいます

ストレスがたまればたまるほど、

・学校に行きたくない
・勝手に涙が出てくる
・学校に行っても何も手につかない

といった状況になりかねません。

実際に休職している教員がいるのはご存知のとおりです。

教育職員の精神疾患による病気休職者数の推移

年度病気休職者の数
令和元年度5,478人
令和2年度5,203人
令和3年度5,897人
文科省「教育職員の精神疾患による病気休職者数の推移」
https://www.mext.go.jp/content/20230116-mxt-syoto01-000026693_01.pdf

私自身もストレスから、

ミチ

ちょっとしたことで涙が溢れてくる
何事もマイナスに考えてしまう

といった状態になってしまい、病休を取得することに。

「もう無理」と思うのは自分の甘えだ

と安易に考えず、ストレスが招くリスクを知っておきましょう。

時間を失うリスク

体調を崩してしまうと、あなたの貴重な時間を回復するために消費することになってしまいます。

時間はお金では買えませんし、巻き戻しもできません。

また、年を重ねると、

親の介護で実家に戻らないといけない

子どもが小さいから

といった理由から、自分の時間はどんどん減っていきます。

私自身も「いつか辞めたい」と思いながら働いていましたが、

ミチ

もっと早いうちに決断していたら、色々な選択肢が増えただろうな

と感じました。

それくらい時間は貴重なのです。

治療費などお金を失うリスク

体調を崩してしまうと治療費にお金がかかりますし、休職が長引くと給与やボーナスにも影響します。

いくら手当があるからといって、回復するためにかかった費用を全てカバーすることはできないでしょう。

教員は手厚い給付があるので、収入がなくなる可能性は低いですが、貯蓄や収入が減ってしまうのは避けられません。

手元にあるお金が少なくなると、

  • 貯金残高のことを考えると、欲しいものが買えない
  • 旅行に行きたいけど気軽に行けない

といった我慢する生活も強いられてしまいます。

貯蓄がたくさんあるなら話は別ですが、貯蓄も収入も減るのは避けたいですよね。

「教員もう無理」と感じた時の解決策

「もう無理」と思っているけれど行動に踏み出せないのは、「何をすればいいか、どんな選択肢があるか分からない」からではないでしょうか。

ここでは「もう無理」と感じた時の解決策を紹介します。

相談してみよう

「もう無理」という気持ちを一人で抱え込んでいませんか。

一人で無理していませんか。一人で耐えようとしていませんか。

きっとこの記事を読んでいる方はとても真面目な方だと思います。一人で悩むとさらにしんどくなります。

そうなる前に相談してみてください。相談するだけでも気持ちがスッキリしたり、心が軽くなったりしますよ。

身近に相談できる人がいない

という方は、公立学校共済や厚生労働省の相談サービスがあります。

ただし、予約が必要だったり、回数や時間に制限があったりして使いにくいかもしれません。

「もっと気軽に相談したい」という方はココナラの悩み相談がオススメです。

ココナラ

ココナラの悩み相談は自分で相談相手を選べます。ただ話を聞いてもらうことも可能ですし、どうすべきかまとめてもらうことも可能です。

カウンセラーの資格を持った方にも相談できます。すぐの相談に対応している方もいるので、時間を気にする必要もありません。

相談方法は電話になりますが、匿名で相談できます。相手に電話番号を知られることもありません。

初回ですと3,000円クーポンがもらえるので、30分無料相談も可能です。

ミチ

「電話はハードルが高い」という方は、チャット相談もあります

まずは相談して、気持ちをスッキリさせましょう。

「もう無理」と思っている理由を掘り下げよう

相談して気持ちに余裕が出てきたら、「もう無理」と思っている理由を掘り下げてみましょう。

仕事に限界を感じる背景には必ず何らかの理由があるはずです。その理由がわかれば、次に取るべき行動が見つかります。

以下の3つのうち、あなたが限界を感じている理由はどれに当てはまるでしょうか。

仕事内容に限界を感じている場合

「もう無理」と感じている理由が仕事内容にある場合は、

  • 仕事のやり方を改善できないか?
    子どもがいるうちにできる仕事は済ませる、優先順位をつけて仕事してみるなど
  • 今はきつくても将来期待できるか?
    教員を続けた自分をイメージしてみるなど

上記2点について考えてみてください。

検討や行動を重ねた上でも、「教員の仕事が合わない」と思うのであれば転職を検討しましょう。

人間関係に限界を感じている場合の対処法

「もう無理」と感じている理由が人間関係にある場合は、休職など制度の利用を検討してみましょう。

ゆっくり休んだり、一度仕事から離れてみたりすると、自分の置かれている環境を距離を置いてみることができます。

周りに迷惑をかけてしまう

と感じるかもしれませんが、健康であってこその仕事です。

あなたを守れるのあなただけです。管理職でも教育委員会でもありません。

ミチ

筆者は休職がきっかけになり、転職を決断できました

待遇に不満を感じている場合の対処法

給与や勤務時間などに不満があるのなら、今の仕事で改善できることはないか、まずは考えてみましょう。

給与:給与を上げる方法がないか調べてみる
勤務時間:残業を減らす努力をする、時短勤務を検討する

上記などについて調べて、改善できそうな点が見つかればさっそく実践してみましょう。

ただ、教員の働き方に関してはあらかじめ法律などで定められており、改善が難しい場合が多いです。

その悩みは転職でしか解決できない場合もあります。

改善の見込みがないのであれば、「転職」を検討しましょう。

辞めるなら辞める前に備えよう

もう教員やめようかな

と転職を考えている方もいるかもしれません。

ただし、転職を考えたとしても、

「教員のほかにやりたい仕事がない」

「自分に向いてる仕事がわからない」

「本当に辞めていいのかな?」

このように不安や悩みは次から次にやってくると思います。

転職したけれど、今と同じように「もう無理」と感じながら働く仕事に就いてしまっては、教員を辞めた意味がありません

大事なのは、辞める前の準備です。

まずはキャリアのプロに相談する。相談すると、

  • 自分は何に悩んでいるのか?
  • どうすれば解決できるのか?

といった、自分にピッタリのアドバイスをもらえます。

そのヒントをもとに行動すると、今のように「もう無理」と感じながら働くことはなくなりますよ。

転職がベストな場合は、転職サポートもしてもらえるので、初めての転職でも安心です。

今すぐ行動したいという方は、ポジウィルキャリアをオススメします。

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「教員もう無理」と感じている時こそ自分を大切にしよう

今回は教員の仕事に限界を感じている時の解決策を解説しました。

繰り返しになりますが、「もう無理」と思いながら働くと、

・ストレス過多リスク
・時間を失うリスク
・お金を失うリスク

上記3つのリスクがあるので、手遅れになる前に行動するのが得策です。

ストレスから精神的に病んでしまう前に、以下3つの対策を実践してみましょう。

相談相手がいないという方は、ココナラの悩み相談がオススメです。電話が苦手な方は、チャット相談もあります。

ともあれ、まずは第三者に力を借りましょう。つらい時こそ自分を大切にしてくださいね。

ミチ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたが解決に向けて一歩踏み出せることを願っています

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