【20代教員の体験談】親に反対されたけど小学校教員から民間企業に転職した話

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・教員辞めたい……
・20代教員でも転職できるのかな?
・転職して後悔してないのかな?

と、悩んでいませんか。

そこで今回は、20代小学校教員のあなたに向けて、みさきさんの体験談を紹介します。

こんにちは!みさきと申します。
私は正規教員として採用され、2年間小学校教諭として働きました。
現在は、人材派遣会社で働いています。

当記事を読むと、小学校教員から転職する方法が具体的にわかるので、あなたも迷わず転職への一歩を踏み出せますよ。

教員になって間もないけど、「辞めたいな」「なんか違うな」と思っている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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転職のきっかけ:理想と現実のギャップ

ミチ

ここからは、みさきさんにバトンタッチしていきたいと思います。

さっそくですが、教員から転職しようと思ったきっかけを教えてください!

教員を転職しようと思ったきっかけは、理想と現実のギャップでした。

※以降、本文はみさきさんによる解説です

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私は小さい頃から小学校教員になるのが夢でした。

小学生の頃に憧れの先生に出会ってから、ずっと教員になりたかったんです。

しかし、いざ夢だった教員になるも、理想と現実のギャップから

「なんか違うな」

「思っていたのとは違う」

という違和感を感じました

もちろん、子どもの笑顔を見た時やクラスの子の成長を間近で感じられた時は嬉しかったです。

教えることは好きでしたし、職場の人間関係も良好だったと思います。

「これ」といった違和感の原因がわからず、モヤモヤする日々は続きました。

やりたいことに気づくも親に反対される

ミチ

その後、モヤモヤの原因は見つかりましたか?

はい!「自分のやりたいこと」ではなかったことが原因でした。

教員として働いて半年たった頃、久しぶりに大学の友達と会うことになりました。

学生の頃の懐かしい話になり、ふと思い出したんです。

「そういえば、私、キャリア教育に興味があったな」と。

教員採用試験に受かることばかり考えていて、すっかり忘れていました。

私が本当にやりたいことは、教員じゃないかもしれない!と思い、キャリアに関する仕事について調べました。

そこで出会ったのが、人材派遣の仕事です。

しかし、最大の難関は親でした。

転職に向けて、背中を押して欲しくて相談したのですが、

「せっかく教員になったのに」

「しかも、なったばかりで辞めるなんて」

「もうちょっと働いてから決めたら?」

と、真っ向から反対されてしまいました。

親の気持ちとは裏腹に、私の転職したい気持ちはどんどん大きくなっていきました……

思い切って転職活動を始める

ミチ

それはツライですね……

反対された後、どうしたんですか?

親に納得してもらうために「先に転職活動してから報告する作戦」を実行しました。笑

反対されてショックを受けましたが、それも仕方がないなと思いました。

とはいえ、やりたいことが見つかった手前、諦める気持ちはなかったです。

そこで、親が納得できるであろう方法を考えて……思いついたのは「転職先を決めてから伝える方法」でした。

転職先が決まった状態なら反対されない、むしろ反対できないだろうと考えたからです。

そこからは、転職に向けて一直線。思い切って転職活動を始めました。

最初にやったことは、転職エージェントの登録です。

転職先をスムーズに決めるには、「自分一人でやるよりも、転職エージェントを活用した方が早いんじゃないか」と考えて登録しました。

みさきさんが登録した転職エージェント

上記2つに登録したのですが、マイナビエージェントは「紹介できる求人がない」と利用を断られてしまいました

他のエージェントも一緒に使うことも考えましたが、スケジュール管理のしやすさを優先して、リクルートエージェントのみにお世話になることにしました。

平日は教員として働き、土日に書類を作成したり、求人を探したりしていましたね。

かなりキツかったですが、「転職活動をするのは今だけ」と思うと、転職に対して前向きに取り組めました

転職活動は履歴書作成に苦労した

ミチ

転職活動はスムーズにいきましたか?

書類作成が思った以上に大変でした。

求人に応募する際に履歴書と職務経歴書が必要だったのですが……

教師になってすぐの転職だったので、実績がない、つまり書けることがなかったからです。

リクルートエージェントの担当者にサポートしてもらいつつ、なんとか仕上げることができました。

一人だったら、作成できずに転職を諦めていたかもしれません。

面接では、実績がなかったので、

「この仕事に就きたい!」

「この会社で働きたい!」

といった熱意を全面に出して挑みました

内定を獲得して無事に転職

ミチ

内定を獲得して、親を納得させる作戦は上手くいきましたか?

はい!無事に受け入れてもらえました。

すでに内定を獲得していたので、反対できなかったのが本音だと思います。

ミチ

作戦成功、おめでとうございます!

ところで、具体的にどんな仕事に転職することになったのでしょうか?

人材コーディネーターとして、人材派遣会社に転職することになりました。

現在もそこで働いています。

具体的には、働く人を求める企業と働く場所を探す人をマッチングさせるのが主な仕事です。

「こういう人が欲しい」という企業の要望に対して、条件に合う人材を派遣したり、

派遣スタッフと面談して、どんなスキルや経歴があるか、希望条件などを聴いて、ベストな派遣先を探したりしています。

あとは、派遣スタッフの研修を行うこともありますね。

研修で何度かプレゼンをしたのですが、そこで教員のころに身につけた「人前で話すスキル」が非常に役に立ちました

周りは応援してくれる人たちで溢れていた

ミチ

退職する時の周りの人の反応はどうでしたか?

転職先が決まっていたこともあり、反応はポジティブでした

「新天地でもがんばってください」

「〇〇先生の活躍を応援してます!」

といった言葉をたくさんいただきました。

正直なところ、反対されるかな?と思っていたんです。だって、教員として働いてまだ2年ですからね。

「せっかく公務員になったのに、辞めるのはもったいないよ」

「そんなすぐに辞めるなんで、どこに行っても通用しない!」

みたいな、ネガティブな反応をイメージしてました。しかし、実際はポジティブな反応が多く、逆に戸惑ってしまいました。

結局、教員生活は2年間で幕を閉じましたが……あの時、転職して本当に良かったと思ってます。

唯一の後悔は長期休みがないこと

ミチ

教員から転職して後悔したことはありますか?

強いて言うならば、長期休みがないことですね。

私は旅行が好きなんですが、転職してから、まとまった長い休みは取れなくなりました。

2週間くらい長期休みがあると、旅行に行くのにちょうど良いですからね。

ただ、代わりといってもなんですが……今の仕事は平日に有給や時間休が取りやすくなりました

仕事も教員ほど残業することはないので、仕事終わりに夫と食事に行ったり、音楽のコンサートに行ったりする日もあります。

結果的に今は、ワークライフバランスが取れているので、長期休みがなくても十分、満足できてます。

企業に勤めて大変だったこと:スピードのはやさ

ミチ

逆に企業に勤めて大変だったことはありますか

スピードですね

企業は利益追求・経費削減のために「パッとやる!」イメージです。

スピード勝負なところもあるので、慣れるまでは大変でした。

教員の時は、管理職や教育委員会が会議を重ねて、検討して、ゆっくり計画や取組がおりてきていたので。

公務員から民間企業に転職する方は戸惑うかもしれません。

私は公務員と民間企業の違いを全く知らずに入社したので、前もって知っておくだけでも違うと思います。

教員でも転職できる!20代のうちに勝負!

ミチ

教員から転職したい方に向けて、一言お願いします!

転職したいなら20代のうちが勝負だと思います!

教員からの転職って難しいイメージがあると思います。

特に私は、教員として働き始めてすぐの転職だったので、何もアピールできない点がネックでした。

しかし、ものは試しです。

実績がなくても20代という若さがあったので、転職することができたと思っています。

教員を辞めたいと思っているなら、20代のうちに。転職活動そのものにはリスクはないですからね。

今のうちにやっておきべきこと

ミチ

今すぐ転職するか分からないけど、早めにやっておくべきことってありますか?

自分の将来について考えることですね。

もし、教員という仕事や働き方に違和感を感じているなら、

「やりたいことは何か」

「どんな仕事がしたいか」

など、自分の将来について早めに考えておくと、その後の行動がスムーズです。

特に教員は自分のことよりも、子ども達を優先してしまいがちだと思うので、土日くらいは自分の将来のために時間を使って欲しいと思います。

今よりも充実した人生が過ごせますように。

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ミチ

一人で考えても「やりたいことが分からない」と、堂々巡りになりそうな方は、ポジウィルキャリアに相談してみてくださいね!

まとめ:小学校教員から民間企業に転職した話

みさきさんの経歴をまとめると以下の通りです。

みさきさんの経歴まとめ
  1. 夢だった教員になるも違和感があった
  2. やりたいことを見つけるが親に反対される
  3. 思い切って転職活動を開始
  4. 人材派遣会社に転職
  5. 現在は人材コーディネーターとして働いている

人生に正解はありません

しかし、みさきさんの転職体験談を参考にすると、教員からの転職は決して不可能ではないことが分かります。

実績がなくても若さを武器にして内定を獲得できるケースも。

ぜひあなたもこの機会に未来の自分について考えてみてくださいね。

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