仕事でプライベートを犠牲するのは仕方がない?仕事を優先して働いた結果
仕事でプライベートの時間がほとんどない……
と悩んでいませんか。
毎日仕事お疲れ様です。平日の残業に加え、休日も働いている方もいるかもしれませんね。
「今日は早く帰りたいのに」
「休みの日まで仕事したくない」
と思っても、残業しないと終わらない仕事量だったり、周りも遅くまで働いていたりすると帰りにくいもの。
私も教員として働いていたのですが、平日も休日も仕事を優先する日々を過ごしていました。
「プライベートを犠牲にしてまで働かないといけないのか?」と疑問に思いつつも、働き続ける毎日はキツイですよね。
そこで今回は、仕事でプライベートの時間がないあなたに向けて、以下の内容を解説します。
- 仕事でプライベートを犠牲にした結果
- プライベートを犠牲にして働く危険性
- 仕事中心の生活から抜け出す方法
当記事を読んで、今よりも充実した毎日を過ごしましょう。
プライベートを犠牲にしてまで働く必要はない
仕事でプライベートを犠牲にして働いているあなたに一つお伝えしたいことがあります。
それは、プライベートを犠牲にしてまで働く必要はない、ということです。
もちろん、仕事を頑張ることは素晴らしいことだと思います。働かないと生きていけないのも事実です。
しかし、プライベートを犠牲にしてまで働くことはないと思います。
なぜなら、実際に働いて得るものよりも失うものの方が多かったから。
以下で解説しますね。
【実録】プライベートを犠牲にして働いた4年間
30秒だけ私の話をさせてください。
私は大学卒業後、教員として4年間働きました。
勤務時間は7時間45分。でも実際に働いていた時間は12時間を超えてました。毎日4~5時間残業していたんです。
なぜなら、仕事量が多くて勤務時間内に終わらなかったから。
授業準備や保護者対応、会議に研修……飲み会よりも仕事を、自分の趣味よりも仕事を優先して4年間働きました。
子どもたちのためを思うとどこまでも頑張れたんですよね。
結局、プライベートを犠牲にしてまで働いてどうなったか?
心と体がボロボロになってました。
・ネガティブ思考になり、口を開けば愚痴をいう自分
・嫌なことがあると人のせいにする自分
・自分さえ良ければいいと思う自分
自分が自分じゃなくなっていく……極め付けは、体調不良でしたね。
休職してやっと気づきました。「プライベートを犠牲にして働く必要はない」ということに。
仕事でプライベートを犠牲にして失うもの
プライベートを犠牲する最大のデメリットはなんだと思いますか。
それは、あなたの時間です。
ここでちょっと想像してみてください。
もし、あなたが毎日定時に帰れて、休みの日も働かなくて良いとしたら何がしたいですか。
- 寝たい
- Youtubeや映画を見たい
- サウナに行きたい
- 旅行に行きたい
- 買い物に行きたい
など、やりたいことがたくさん出てきたのではないでしょうか。
しかし、現実はそのやりたいことをやる時間を仕事で失っているんです。
1日の残業時間を見るとたったの数時間かもしれませんが、1ヶ月、1年となると膨大な時間になります。
今までどのくらいの時間を失ったか……想像するだけで悲しくなるでしょう。
また、人が死ぬ前に後悔することの1つは「一生懸命働かなければよかったこと」だそうです。
決して仕事だけが重要でないことを教えてくれますね。
働くだけの人生が良いのであれば、今まで通り働いた方が良いでしょう。
しかし、少しでも人生を楽しみたいという気持ちがあるならば、プライベートの時間を大切にすべきです。
お金は後からでも稼げますが、失った時間は巻き戻せません。時間は有限ですよ。
スティーブ•ジョブズも時間の大切さについて述べている
スティーブ・ジョブズも時間の大切さについて以下の名言を残しています。
あなたの時間は限られている。だから誰かの人生を生きてあなたの時間を無駄にしてはいけない
Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life.
あなたも本当は仕事よりも大切にしたいことがあるのではないでしょうか。
「〇〇しておけばよかった」と後悔しないためにも、この機会に「プライベートの時間を何に使いたいか」考えてみてください。
人生一度きりです。やりたいことを少しずつ実現していきましょう。
プライベートを犠牲にして働く毎日から抜け出す方法
そもそも、なぜあなたはプライベートの時間を犠牲にしてまで働いているのでしょうか。
・仕事が終わらないから?
・早く帰れない雰囲気があるから?
・評価されたいから?
というのも、プライベートを楽しむためには、上記のような理由を改善していくしかありません。
会社の制度が突然変わって、向こう明日で改善するケースもありますが……その確率は低いでしょう。
つまり、どこかで働き方を変えて抜け出す必要がある、という話。
とはいえ、何が原因でどう改善すればいいかわからない方もいると思います。
そこで、考えられる原因と改善策を以下にまとめました。
考えられる原因 | 改善しやすさ※目安 | 改善策の例 |
---|---|---|
残業するのが当たり前の環境 | 自分の仕事が終わったら「帰る」と決める | |
仕事量が多くてこなせない | ・上司に相談する ・優先順位をつける ・仕事のやり方を変える(ツール活用など) | |
スキル不足で仕事が遅い | ・何の仕事に時間を使っているか見直す ・改善点を探す ・スキルを磨く ・上司にコツを聞いてみる |
原因が自分一人の問題ならば、改善しやすいです。
しかし、上司や会社が関わっていることが原因の場合は、改善しにくいかもしれません。
例えば、上司が残っていて帰りにくい場合。
早く帰るのは気まずいですし、もし早く帰れたとしても、その後の関係がギクシャクしてしまう……なんてことも考えられます。
自分であれこれ試しても改善しない場合は、働く環境を変えるのがオススメです。異動できるなら異動する、あるいは転職する方法もあります。
もちろん転職にはリスクが伴うので、簡単にはできないでしょう。私も転職を決意するまでに時間がかかったのも事実です。
しかし、このまま働き続けてあなたの命の時間を失う方がよっぽどのリスクだと思います。
今すぐにできる改善方法
とはいえ、中には今すぐできる方法を知りたい方もいると思います。
そんな方におすすめなのが、仕事をすぐに引き受けない方法です。
上司に仕事を頼まれると、つい引き受けてしまっていませんか。
今の仕事で手一杯なのにも関わらず、頼まれると断れずに「イエス」と言ってしまう……
仕事量が増えたからと言って、時間も長くなる、なんてことはありません。1日24時間です。
ですから、プライベートの時間など、何かを犠牲にしないと終わらなくなってしまいます。
自分で自分を苦しめないためには、すぐに仕事を引き受けないことも大切です。
ただし、「今は無理です」など単に断るのはNGです。伝え方のポイントが3つあります。
ポイント1:謝る
ポイント2:理由を述べる
ポイント3:代案の提示
会話を用いた具体例は以下の通りです。
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上司「〇〇お願いできる?」
部下「申し訳ありません(謝る)」
部下「〇〇の仕事が納期間近なので対応が非常に難しい状況です(理由)」
部下「明後日なら取り掛かれそうですが、いかがでしょう?(代案)」
上司「そうか、〇〇の締切が近いのか。じゃあ明後日お願い」
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いかがですか。
上記のようにポイントを抑えると、断っても嫌な感じがしないと思います。
あなたは仕事量が増えず、上司も仕事を任せる相手が決まる、まさに一石二鳥です。
仕事とプライベートのバランスを重視して働こう
プライベートを犠牲にして働くと、どこかで限界が来ます。
何より失った時間は巻き戻せません。
これ以上、あなた自身を犠牲にしないためには、以下のような方法を参考に、働き方をいろいろ試して改善していきましょう。
考えられる原因 | 改善しやすさ※目安 | 改善策の例 |
---|---|---|
残業するのが当たり前の環境 | 自分の仕事が終わったら「帰る」と決める | |
仕事量が多くてこなせない | ・上司に相談する ・優先順位をつける ・仕事のやり方を変える(ツール活用など) | |
スキル不足で仕事が遅い | ・何の仕事に時間を使っているか見直す ・改善点を探す ・スキルを磨く ・上司にコツを聞いてみる |
仕事も大切ですが、プライベートも大切ですよ。