臨時採用教員がつらい…と思ったら読む記事
こんにちは、元教員のミチです。
臨時採用教員として働いているけど、
仕事がつらい……
もう辞めた方がいいのでは?
このまま一生、臨時採用教員なのかな
と悩んでいませんか。
臨時採用教員とはいえ、子どもの前では一人前の教師です。しかし、教師の世界から見ると臨時採用教員ならではの辛さがありますよね。
私自身も臨時採用教員の経験がありますが、正規教員には相談できない辛さを感じていました
「辛い」と感じながらは働く毎日はきついもの。
前向きに働くのは難しいですし、精神的にも体力的にも疲れやすくなります。
正規教員を目指して働いていても、健康を失ってしまっては意味がありません。
そこで今回は、臨時採用教員が「辛い」と感じている方に向けて、つらい理由と対処法をまとめました。
当記事を最後まで読むと、あなたの抱えている「辛さ」を解消できるはずです。ぜひ参考にしてくださいね。
臨時採用教員が辛い理由
臨時採用教員は、臨時採用教員にしかわからない辛さがありますよね。
あなたは何がつらいですか。
人間関係でしょうか、仕事量でしょうか。きっと原因は1つではないと思います。
筆者は正規教員も臨時採用教員どちらも経験しました。正規教員も大変でしたが、臨時採用教員も大変でした。
正確には「孤独」と戦っていました。
臨時採用なので、指導員はつきませんし、正規教員のように研修も多くありません。かといって、仕事量が少ないかと言われればそうでもない。
むしろ求められるのは正規教員と同じ仕事量、かつ同じレベルです。
右も左もわからない上に人間関係で悩んでいたり、クラスや授業もうまくいかいなかったり……
特に「臨時採用教員」という立場があなたを苦しめているかもしれません。
いつまで臨時採用教員をやるんだろう
一生、このまま臨時採用教員なのだろうか
明るい未来がイメージできなくなると、仕事に対するモチベーションは上がりません。なくなる一方でしょう。
だから、この記事を読んでいる方にもって欲しいのは、自分なりのゴールです。
「いつまで臨時採用教員をやる」という期限や「ここまでできれば良い」という目標です。
目指すところを決めないと、ズルズルと働き続けて、この辛さからは抜け出せなくなってしまいます。
正規教員になったら「辛さ」は変わる?
でも、正規教員になったら変わるのでは?
と思った方もいるかもしれません。
実は臨時採用教員と正規教員の差は、年々なくなりつつあります。変わるのは雇用形態や給料の上がり方くらいです。
「ずっと働ける」という安心感はあるかもしれませんが、仕事そのものは正規教員になっても変わりません。
きっと「辛い」と感じているのは仕事量などの働き方の部分だと思います。
じゃあ働き方が変われば!
と思っても、残念ながら教員の働き方はそう簡単には変わらないものです。
平日の在校時間比較(教諭)↓
校種 | 平成28年度 | 令和4年度 |
---|---|---|
小学校 | 11時間15分 | 10時間45分 |
中学校 | 11時間32分 | 11時間01分 |
https://www.mext.go.jp/content/20230428-mxt_zaimu01-100003067-1.pdf
在校時間そのものは30分減っているものの、持ち帰りの仕事時間は含まれていない点には注意が必要です。
自宅で働いている先生は多いと思います。むしろ働いている時間そのものは増えているかもしれませんね。
定年まで働くことを考えると、
今よりも労働環境の良い仕事に就きたい
居心地の良い環境で働きたい
と思うのは当然のことでしょう。
上記のように正規教員になっても働き方は変わらないのです。
辛さには個人差がある
特に感じ方には個人差があります。
味覚や暑さなどの感覚は人によって違うように、辛さも人それぞれです。
他の人にとって辛くないことでも、あなたにとっては「辛い」と感じる場合もあるでしょう。
辛いと一口に言っても、
・すごく辛いのか
・ちょっと辛いのか
度合いは人によって異なります。
辛いけどもう少し頑張れる、辛すぎてこれ以上頑張れない、といった感覚はあなたにしか分からないのです。
臨時採用教員として働くことで自分を苦しめていないか
仕事が減るどころか増えるばかり…
サポートなしで、かつ求められるのは正規教員と同じレベル……
そんな中で働いていると、辛くなりますよね。
どこまでやればいいのかな?
こんなにも子どもや生徒のために働かないといけないのかな?
そんな気持ちになるかもしれません。
でも、考えてみてください。
あなたは何のために働いているのでしょうか。
子どもや生徒のためでしょうか。日本の教育のためでしょうか。
違いますよね。自分や自分の家族のために働いていますよね。生きていくためにはお金が必要、だから働いているはずです。
本当に今の働き方が自分の人生のためになっているでしょうか。
働くことで、自分を苦しめていませんか。そこまでして働かなければいけませんか。
「辛い」と感じているのは、自分の人生について考え直すチャンスかもしれません。
臨時採用教員を退職するなら、退職する前に備えよう
臨時採用教員は契約期限があるので、契約終了と同時に辞めるのが一般的ですが……
ここまで読んでいると、早く退職したくなってきた人もいるかもしれません。元から退職しようと考えていた人もいるでしょう。
しかし、よく考えてみてください。
臨時採用教員を辞めたら幸せになれるのでしょうか。
臨時採用教員を辞めると今の「辛さ」は解消できるかもしれません。
しかし、辞めると同時に収入を失ってしまいます。すぐに次の仕事が見つかるでしょうか。今よりもいい転職先を見つけられるのでしょうか。
今の状況と変わらない仕事に就いてしまっては、臨時採用教員を辞める意味がありません。
辞めて後悔しないためには、準備が大切です。
教員として働きながら、次のステージに向けてまずは相談する。
相談しながら、
- 自分はどんな人生を歩みたいのか
- 自分に向いている仕事は何か
- どの仕事なら今よりも楽しく働けるのか
といったことを見つけていく。
自分の進むべき道がわかれば、今のあなたのように「辛い」と思いながら働くことはなくなります。
まずは、相談して人生に向き合ってみましょう。
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臨時採用教員が辛いと思ったら自分の将来に向き合うチャンス
臨時採用教員は正規教員と変わらない仕事量をサポートなしでこなす必要があります。
場合によっては、「臨時採用教員」という立場が自分を苦しめているかもしれません。
辛さから抜け出すためには、まずは自分のゴールを決めましょう。
いつまで臨時採用教員でいるのかを決めて、必要な仕事を必要な量だけやる。
教員の働き方は一人で変えるのは厳しいです。自分が変えられることだけに力を注いでいきましょう。
また、この機会に自分の人生について考えてみてください。
あなたは教員になるために生まれてきたのではなく、幸せになるために生まれてきたのです。幸せになる働き方、仕事を考えましょう。
臨時採用教員を辞める場合は、いきなり辞めるのではなく、相談してしっかり将来に備えましょう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの辛い気持ちが少しでも軽くなりますように