海外で働くのに向いている人ってどんな人?失敗しない海外就職のススメ
海外で働いてみたいけど、向いている人ってどんな人なんだろう?自分もできるのかな?
どうも、ドイツ在住のミチです。
海外で働くことに憧れがあるものの、よくわからない部分も多いですよね。
旅行で海外に行く機会はあっても、観光ですと働く人に出会うチャンスはほぼありません。
筆者が実際に働いてみて感じたのは、「違いを受け入れるって大事だな」ということ。
仕事に向き不向きがあるように、働く場所にも向き不向きがあります。海外の働き方は日本と異なるからです。
そこで今回は、海外で働くのに向いている人や海外で働く具体的な方法についてまとめました。
海外で働くのに向いている人の特徴
海外で働くためには、ご存知のとおり語学力が求められます。
語学以外に、「こんな人は海外で働くのに向いているな」と感じた点が2つあるので紹介しますね。
違いを受け入れられる人
1つ目は冒頭でもお伝えしたとおり、「違いを受け入れられる人」です。
海外で働くと日本の常識は海外の非常識、と言わんばかりに「違い」に遭遇します。
例えば、ドイツの場合は、働き始める前に契約条件を交渉する人がほとんどです。もっと給料を上げてほしい、この仕事はやらないなど。
日本ですと契約条件を自ら交渉する人はいないですよね……
また、1日に働ける時間は法律で「10時間」と決まっています。有給消化率も100%です。
どうせ残業で10時間超えるでしょ
100%と言っても、本当は休めないでしょ
しかし、ドイツでは法律は絶対です。1日の労働時間が8時間なら、きっちり「8時間」働く。
有給も絶対に取らないといけないので、日本のように「休めない」なんてことはありません。
これはあくまでもドイツの話ですが、あなたが働きたい国も違いがたくさんあると思います。
いちいち「これってどうなの?」と違いに目を向けていたら、それだけれ疲れてしまうでしょう。
もし、海外で働きたいのであれば、
こんな考え方もあるんだな
こんな人もいるんだな
といった、違いを受け入れる心が大切です。もちろん最初から「100%受け入れろ」とは言いません。
「全てを受け入れろ」とも言いませんが、広い心でいられる人が海外で働くのに向いているな、と感じました。
こだわりがそこまでない人
2つ目の特徴は、「こだわりがそこまでない人」です。
海外で仕事を探す場合は、応募できる仕事が日本よりも制限されますし、語学力はネイティブに勝ることはないからです。
例えば、公務員など一部の仕事は、国籍などで応募資格そのものに当てはまらない場合が多いです。
語学に関しても、日本語でいうと私たちが一番できるように、外国語も現地の人が一番できます。
同じ条件の場合は、当然、現地の人が採用されやすいでしょう。
そのため、下記のような強いこだわりがあると、仕事が見つからない原因になってしまうのです。
絶対に収入の高い仕事
絶対にこの企業
もちろん時給や勤務時間など、ある程度の譲れない条件はあると思います。
しかし、それ以外は「譲歩する」という姿勢でいるのがコツです。基本は抑えて、それ以外は譲るスタンスでいると、仕事が見つかりやすくなります。
「海外で働く」を叶える方法
海外で働きたいと思っても、どうすればいいんだろう?
海外で働くために必ず必要なのが「労働ビザ」です。
日本で働く場合は、ビザについて考えることはありませんが、海外では「働いても良いよ」という許可が必要になります。
どうやったら労働ビザがもらえるの?
一番王道なのが「海外赴任」です。日本企業の社員のまま数年間、海外で働く方法です。
ただし、すべての企業が海外赴任できるとは限りませんよね。海外赴任できる企業に就職・転職したとしても、必ず海外で働ける保証はありません。
そこで以下では、海外赴任よりも実現しやすい方法を3つ厳選しました。
ワーキング・ホリデー
18歳~30歳の方におすすめなのがワーキング・ホリデー制度です。
ワーキング・ホリデービザは働くのはもちろん、勉強や観光もできる特別ビザになります。
申請条件の一例はこちら↓
外務省「ワーキング・ホリデー制度」https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/working_h.html
- 申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること※
- 生活するために必要な資金を所持すること※
- 子または扶養者を同伴しないこと
※国によって異なります
ワーホリは年齢制限があったり、滞在期間が決まったりしていますが、語学力が求められない分、ビザ申請のハードルは低いと言えます。
ただし、初めて海外で働く場合は不安だと思います。日本ならまだしも、慣れない海外で求人探しや面接を一人でクリアするとなると大変でしょう。
もしワーホリを活用して海外で働きたい人は、下記のサイトでサポートしてもらうのがオススメです。
夢カナ留学はワーホリ・長期留学を強みとする留学エージェントです。
渡航前の英語学習に力を入れているので、実績は91%の人が渡航2ヶ月以内に希望の職種に就けるほど。
海外で働く可能性を渡航前に広げておきましょう。
留学
2つ目の方法は留学です。
え?留学って働けるの?
実は留学でもアルバイトやインターンシップが認められている国もあります。
留学といっても、具体的には3つ。
- 語学留学…語学勉強+アルバイト
- co-op留学…スキル習得+インターン
- 大学正規留学…卒業後、現地企業に就職
難易度は番号どおりです。数字が上がるにつれて語学力が求められますし、資金もそれなりに必要になります。
一番実現しやすいは語学留学です。
筆者も語学留学中に農場で働きました。具体的にはファームステイというプログラムを活用しました。
語学留学ですと、最初から英語ができなくても心配いりません。語学学校に通って勉強できます。
また、アルバイトの求人はたくさんあるので、仕事も見つかりやすいです。スキルも求められません。働くタイミングも個人の自由です。
とにかく海外で働いてみたい!
という方は語学留学を検討してみてください。
行動したい人は下記のようなサイトで留学について詳しく知るところから始めるのがオススメです。
いや、まだ行くか全然わからないんだけど……
という方こそ、今がチャンスです。留学はすぐに行けるものではないので、むしろ「早すぎる」くらいがちょうど良いです。
筆者も「とりあえず聞いてみよう」くらいの気持ちからスタートしました。
そこから「本当に留学に行きたい」→「いざ留学」となったので、自分でもびっくりしたほどです。
もちろん話を聞いたからと言って、留学するかしないかはあなたの自由です。安心してくださいね。
リモートワーク・フリーランス
リモートワークビザやフリーランスビザを発行できる国もあります。
海外の働き方そのものは体験しにくいですが、海外で働くことは十分可能です。
リモートワークは、仕事内容は日本のまま、働く場所が「海外」に変わるだけです。フリーランスはエンジニアやWebデザイン、日本語教師など。
日本の仕事を請け負う方もいれば、Linkedinなど現地のサイトを使って仕事を請け負う方もいます。
まずは、リモートワークOKの仕事を探したり、スキルと実績を磨いたりする必要があるでしょう。
ただ、海外で日本円を稼ぐとなると、気になるのが「税金」だと思います。税金については下記にまとめていますので、参考にしてください。
補足:直接応募はどうなの?
海外企業にもコーポレートサイトがある場合もあります。そこから直接応募することも可能です。
ただし、「労働ビザがあること」が前提条件になっているケースが多いです。
ビザなしで応募できる場合でも、それ相応の語学力やスキル、経験が求められます。
例えば、看護師や教師、美容師など。
特にスキルや経験がない場合は、直接応募は厳しいかなと思います。もちろん挑戦してみないと分かりませんが、個人的には上記3つの方法がおすすめです。
海外で仕事を見つけるコツ
海外で仕事を見つける方法は、実は日本とほぼ変わりません。
- 求人サイト
- Linkedin(ビジネス特化型SNS)
- 友人や知人の紹介
上記3つが一般的です。
ただし、現地の人と同じように仕事を探してしまうと、厳しい戦いは避けられません。
コツは日本に関する仕事を狙うこと。
- 日系企業(例:ユニクロや無印など)
- 日本食レストラン
- アジア食材店など
上記の仕事ですと、日本について詳しい人の方が企業側は雇うメリットが大きくなります。
日本と関係のない仕事や企業に応募するよりも採用されやすくなるでしょう。実際に筆者の知り合いは日系企業で働く方は多いです。
ワーホリや留学の場合は滞在期間が決まっているので、いかに早く仕事を見つけるかが重要になるでしょう。
狙い所をさだめて、海外で働くチャンスを広げましょう。
コツをおさえて「海外で働く」を実現しよう
海外の働き方は日本と異なります。向いている人・向いていない人がいるのは事実です。
ただし、今は「向いてないかもしれない」と思っても、実際に海外で働き出すと、あなたの考えや性格が変わる場合もあります。
本当に「海外で働きたい」という想いがあるのであれば、向き不向き関係なしにチャレンジしてみてください。
人は変わることができます。
もちろん本当に変わるかどうかは、実際に行動してみないことには分かりません。
また、海外で働くと楽しいことばかりでなく、大変な思いをすることもあるでしょう。
でも、その経験はあなただけの「思い出」になります。自信にもなります。
ふとした瞬間に、
「そんなこともあったな」
「あの時は楽しかったな」
と、あなたの人生を幸せにしてくれるでしょう。
行動したい人は、下記のサイトを活用して「知る」ところから始めましょう。たった数分の行動で夢が現実に近づきますよ。